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2005年7月

2005年7月31日 (日)

疲労困憊!

 猫の世話を出かけるぎりぎりまでやっておいて、ミルクは帰宅してからすぐ飲ませる為に作って冷蔵庫へ。シャンソン教室の発表会は会場作りから全て手作りのため早めに現地集合。みんな気もそぞろ、既に緊張している。しかし大した打ち合わせもせずにスタートしたがなんとか無事終了。打ち上げにイタリアンのお店に行き、この店が長蛇の列になっているのも気付かずおしゃべりに花が咲き2時間以上場所を占領していた。新人も旧人も居て女ばかり12人は矢張りかなり姦しい。出会いとは不思議なモノだ。シャンソンを通して知り合う以外なんの接点もない人達が旧友のようにうち解けておしゃべりしているのはなかなかに良い風景。I会長が「音楽は人間関係を創る」と以前仰ったが、そういうことだろう。
それにしてもみんな、私の言うことをよく守って、フレーズは長いし、表情も完璧ではないが努力のあとが感じられた。後は回数のみだ。、、、ということで、3ヶ月後に再び開催することとなった。実は来年2月の県民ホールに向けての練習のようなモノ。人は目標が無くては努力しない。、、て、自分で自分の首を絞めているかも!
でも今日はみんないい顔してたなあ。病身だった人も、家庭に不幸があった人も、複雑な生い立ちの人も、、みんないい顔して歌っていた。歌って良いなあ。

 帰宅してみると約8時間以上ほったらかしにされていた猫ちゃんが足音で悲しげにはかなげににゃ〜〜〜と訴える。抱っこすると安心してゴロゴロゴロ。早速ミルクを湯煎している間に排尿だ。
明日は初めての病院を予定しているが、大人しくしているかなあ?だんだん別れにくくなってきているから早く誰かに貰って欲しいなあ。ん〜んん、お医者さんが探してくれるかなあ?

 

 

2005年7月30日 (土)

ワタクシは猫でえあります。

 それもまだこの世に現れてから1ヶ月程度の新米猫のようであります。しかし新米なのは私の拾い主も同じ。一日数回は私の可愛らしいお尻とにらめっこしてティッシュを山盛り使ってはナニを処理してくれている。かと思えば見当違いにかた〜いキャットフードなる物をミルクに浸しては無理矢理口に入れようとするが、食べらんないもんは食べられないんだ。
疲れて気持ちよく寝ていると大声で「ねこちゃ〜ん」と猫なで声をかけてくるのがここの主だ。「にゃー」とでも返事しようもんなら手を叩いて喜んでいる。今日はオモチャを買ってくると言っては拾い主を怒らせていた。相当せっかちな性格らしい。
しかしまあ、ここの家は人が多い。今日は10人ほどの人から「可愛い」と言われたが、なんだかんだと理由があって連れ帰って上げようと言う人は居なかった。しかし、拾い主はあんまし辛そうではないなあ。まあ、ここにいる間は遊んで上げるとしようか。

 

 

2005年7月29日 (金)

猫って、こんなに?

 めんどくさいモノだったの?1日に何回もミルクと住まいの掃除と排便の手助けで、その上今日は夫がそろそろ固形物を食べさせた方が、、と知りもしないのにアドバイスをするので、まあ、一応買ってきてみたり。ところがこれが又大変。某獣医の「ミルクの味にしみ込ませて口に突っ込め!」というアドバイスにも従いやって見るも口をかたくなに閉じるばかりで無理矢理口に入れてもべっべっと吐いてしまう。このちっこい生き物はここ2,3日でメチャクチャ自己主張し始めた。イヤなモノはイヤなのだ。ちと羨ましい性格だ。
ところで、本日の声楽レッスンの為に現れたI先生は予想通りあんまりお好きじゃないみたい。「猫に触った手で調理したり食べたりすると食中毒になるんだよ」な〜んてまことしやかにおっしゃる。昔は私もそうではなかったがこのところ何だか猫アレルギーが多いのでつい触ったら手を洗う、が習慣になりつつある。でも、そんなに人間、やわなんだろうか?動物との共存は出来ないんだろうか?私は小さい頃大きなニワトリをいつも抱っこしてうろちょろしていたそうな。実家では私の為に父が猫を飼ってくれて、ギネスレベルに長生きした。この家でも息子が拾ってきたワンちゃんを15年飼っていた。人生の殆どを何らかの形で動物と一緒に暮らしていた。そしてその動物たちから無限大の心の癒しを貰っていたと思う。この世には人間以外の様々な生き物が暮らしている。そこに目を向けることは人間が傲慢にならない為にも大切なことではないか。
どこでどう間違えたか、あるいは父親の遺伝か、我が娘は猫アレルギー。今回も好きで可愛いと思うのに触れられない様子を観ていると、人間は進化しているのか退化しているのか分からないなあ、と思ってしまう。
しかし、今日行ってみたペットショップは、矢張り私にとっては異様な世界だった。ここまで動物たちをペット化しちゃって良いモンだろうか?人間の都合だけで飼うのはどうなんだろう。動物たちの幸せがどこにあるのか、大変疑問。

 シャンソンの発表会が迫ってきた。岡山教室からも参加してにぎやかになりそうだ。さあ、これから暗譜だ。、、、ん?

 

 

2005年7月28日 (木)

わが輩は猫である。

私は女の子だから、わが輩、というのは止めよう。とりあえず今日の所はまたまた助っ人が現れて、あやうく便秘でお腹がパンパンになるところを救ってくれたから気分良く過ごせた。しかしなあ、ここの拾い主は大丈夫かいにゃ〜。一日中みょうにバタバタしてるし、なんとなく私をいつも気にしているようではあるが、落ち着いてミルクを飲んでいてもいつ何時ストップさせられるか分かったもんじゃない。まあ、いろいろ考えているらしいのは評価出来るが、ちゃんと良い里親を捜せるんかいな?心配だニャ〜。
 ところで、拾い主がバタバタとミルクを飲ませて飛び出していったあと、ものすごい音がして、水が上からざ〜っと凄い勢いで降ってきた。生まれて初めての「夕立」だった。拾い主が帰ってきた頃には泣き疲れてウトウトしていたが、「怖かったね〜」と言うので「怖かったニャ〜」と答えておいた。いやあ、この世というのは怖ろしいところだった!

 

 

2005年7月27日 (水)

猫って、ホンマニ!

 ワケワカメ。H,Mさん達のご指導よろしく少しは猫の対処法が分かったと思いきや、今日はご機嫌斜めでどうしてもウンチをしてくれない。こっちの手をガリガリ引っ掻くからてっきり排便かと教わったとおりやって見るも叫ぶばかりで全然ダメ。何かが違うのか?もう〜やんなっちゃう!
これって、大昔我が子達に同じように困惑させられた事を思い出すなあ。もう30年以上も前の話しになっちゃった。来年はその子に赤ちゃんが授かるそうだから、きっと又同じ様な体験をすることになるんだろう。、、しかしなあ、猫アレルギーのお嫁さんだっていうから、どうにかして猫好きの人を捜さなくてはイケナイ。

 今夜はある会合で次から次へとビールを注がれて一体どれくらい飲んだのか見当も付かない。相当飲んだらしいことは、帰宅してマッサージ機にかかったら一瞬にして爆睡。2時間くらいは寝たような気がする。ぞろっと起き出して早速猫だ植木の水やりだと動いている内にもう午前2時だ。やれやれ又寝不足の日々が、、。
今夜の会合で同窓生に会ったが、「還暦」の同窓会をやろうという話しで盛り上がる。特に男性からその声が多いのも面白い。「還暦」矢張り一つの区切りなんだろう。

 

 

2005年7月26日 (火)

わが輩は猫である。

 名前はまだ無い。というのも拾い主がわが輩をどっかに養子に出そうと決意を固めているので、名前を付けずに「猫ちゃん」などとあいまいに呼んでいるのだ。こっちとしてはまあ、声って奴に反応して用を足しているんだが、失礼極まりない。
ここに来てからと言うもの毎日シャンプーはされるわ、ミルクはかた〜いスポイドを無理矢理突っ込まれるわで、いい加減うんざりしていたところへ救世主現る!現在はワン公を数匹世話しているらしいが、昔はわが輩と同類も扱ったらしいベテランが颯爽と現れて、まずはミルクの飲み方から拾い主に講義してくれたのだ。お陰で飲みやすくなったのは言うまでもないが、ついでにわが輩のポンポンにふくれあがったお腹を見て、ここんところの便秘を察知。上手いこと排尿と排便をさせてくれたお陰ですっかり生き返った。それまでギャ〜ギャ〜泣いて手なんか掻きむしってやったのに全然気付かず、次から次へとミルク責めで実は死にそうだったんだ。いやあ〜、今日の午後は実に気分が良かったなあ。それに、今夜は岡山だとか言って11時も過ぎて帰宅した拾い主は昼間の学習を生かして、しっかり上手いことミルクも飲まして、ついでに排尿排便もやってくれた!一時の被害甚大だった時と比べて画期的な進歩だ。、、、しかし、ここの旦那はもっと役立たずだなあ。ぼちぼちミルクの時間だから起きてみたら、なにやらうるさい音がする。負けるもんかと大声で呼んでやったのに、「ねこちゃ〜ん!」とか呼ぶだけ呼んでわが輩のねぐらを覗き、そのまんま姿を消した!呼ぶんならミルクくれ!だ。おかげで拾い主が帰るまでひもじい思いで待ってやったんだ。一体あの旦那はどうなっとんだ!?わが輩に興味はあるらしいが、「じんましんが出そう」とかわめいてとっとと二階へ上がってしまったぞ!ふむ。

 

 

2005年7月25日 (月)

疲れたなあ、、、

 3日連続のカルメンの練習に加えて、本日は月末のシャンソンの発表会の為の最後のレッスン。真剣に人の声を聴くというのは、ホントに疲れる。、、、が、教室の人達はみんな上手くなっていて、私の方も良い気分だ。まあ、本番でどれくらいの力が出せるかは又別問題だが。

 今朝は朝6時半に家を出て、新幹線でお帰りになるお嬢を送って駅まで行く。帰宅してからは猫ちゃんの世話に明け暮れていたが、友人からお昼を一緒にどうかと電話が。すぐに意見がまとまり、最近出来たばかりの「K食堂」に言ってみた。
ずらっと並んだお総菜は如何にも家庭料理といった趣。あたしゃ9品目も取ったがしめて980円也。味付けも外食らしからず濃くない。これからはこんなお店が流行るだろうなあ、と思わせた。卵焼きはその場で焼いてくれるし、、、独身又は単身とおぼしき男性がたくさん来ていた。まあ、栄養補給にはもってこいだろう。殆ど大学生協みたいな感じだが、メニューは豊富だ。世の中不景気と言いつつ外食産業が伸びているのも不思議だなあ。

 

 

 

2005年7月24日 (日)

情けなや、、、。

 あれっくらいのアルコールで日記も書けなくなるなんて、情けない!しかし、帰り道送って上げたM嬢は呂律が回っていなかった!ハ!
 本日はカルメン2回目の演出指導を受けたが、動くと歌詞を忘れ、歌うと動けない。まだまだ歌詞が身体に入ってない証拠。情けない!
 相変わらず猫ちゃんに振り回されているとお中元を持って来客が、、、。髪振り乱し、諸肌脱いでミルクをあげていたのだ!勿論、人が尋ねてきても全然おかしくない時間だから当然の如くこちらが失礼をお詫びする。情けなや。
 

 

 

 

2005年7月23日 (土)

眠い、、、。

 ちょいと飲み過ぎ。
パソの字は

 

 

2005年7月22日 (金)

いやはや、、、

 本日は娘と二人で運転したとはいえ、四国を半周した。よくぞおばあちゃんもエコノミー症候群にならなかったもんだ。娘がとにっかく「モネの庭」が見たいというので、あっついなかを出かけたのだった。確かに噂通りのきれいな池に睡蓮が美しく咲き誇っている。道ばたには色とりどりの花々が太陽に息切れしながらもびっちりと咲いていて、思わず絵を描きたいと思ってしまったほどだ。レストランで食事をして、今度は花だけの庭を探索。かなりのスケールだ。もうすぐ出口と言うところでここの支配人に呼び止められて色々睡蓮についての知識をご披露頂く。「睡蓮」は午後には眠るという所から初めは「午睡連」と名付けられていたのではないかという、この方の説を尤もだと感心して聞く。
ケッコウ楽しめたなあ、ここは。

 何しろ一切地図を持たずに出かけてナビもついてない車。道路標識から推理するしかない。まあ、それでも何とか無事ご帰還。

 ところが、待っていたのは予想通りお腹をとことんすかせた「子猫ちゃん」。ふ〜っ。世話が焼けるなあ。。。。

 

 

2005年7月21日 (木)

今日も今日とて、、、

 子猫様のお世話に明け暮れる。、、、というのは大げさだが、そしてお腹が満腹になるとぐっすりよくお眠るになる、手のかからないお姫様なんだが、とにかく、余りに慣れていないので、鳴き声を理解するところから始めていのだ。ミルクを飲む量も適正がどれくらいか分からず、嫌がってるのか遊んでいるのかも分からず、エンエンと与える努力をしている。飲む方も飲ませる方もへたっぴ〜で、時間がかかるのだ。新しい哺乳瓶はなかなか調子が良い。飲みやすそうにしている。今夜はこれ又娘が買ってきた猫用シャンプーで丁寧に洗って上げると、随分水に慣れてきて最期は私の指にもたれてうっとり〜〜。まだ片手に足りない程の身体だが、自己主張は人間の赤ちゃんよりずっと早いなあ。、、、なんて、考えながらいつまでこの子と居られるんだろうと、ふと考えてしまう自分が居て驚く。

 

 

2005年7月20日 (水)

なんてこった!

遂に猫殿のトイレまで買ってきた。だのに、これがまだ早すぎて使える代物じゃない事が判明。「そんなことより、スポイドの口が堅過ぎる」というおばあちゃんの意見や、「寝床用の箱をもっと大きくしないと、、、」という夫の意見。既にぜんそくの症状が出始めているお嬢は遠くから眺めているだけだが、猫好きのMさんの「どんな恰好してても可愛い」という意見にしきりに感心。写真を撮りまくっている。ミルクをあげるのはもっぱら私だが、たった3日ですっかり私を母親と思っているらしい。まるで人の赤ちゃんの様に私が手を出すとメチャクチャあせってこっちの手にしがみついてくる。お腹が一杯になるとゴロゴロ言いながら身体を手のひらの中で丸めてすやすや。全身を預けて信用しきっている様子は、吾等が家族に思いがけない変化をもたらした。予定では久しぶりに娘とおばあちゃんを連れて県外に小旅行のつもりだったが、「じゃ、だれがこの子の面倒見るの?」の一言でキャンセル!車の旅だから連れて行くという手もあるが、お嬢が同じ空気を吸うことさえもダメらしい。てえことは、出がけにミルクをあげて、特急で帰宅せねばならない!、、、そんなバカな!と思いながらも、誰一人強行しようとは言わないあたり、本当はかなりの猫好きだ。
、、、どうなる事やら。たださえ忙しいのに仕事が増えちゃった!

 

 

2005年7月19日 (火)

猫ちゃん騒動記。

ここ二週間ばかり子猫の鳴き声で熟睡出来ないでいた。ところが姿が見えないし、探すときはなかないしで、ずるずると過ごしていたのだが、おとといのこと。突然どう考えても我が家の中から声がする。夫は猫アレルギーで、どっかで鳴いていると言い捨てておびえた目をして出かけたために、仕方なく一人で家の周りを探索。ようやくボイラー室の中にいるのを発見、取り敢えずこの鳴き声をなんとかしたいと、それが目的の世話が始まった。まずはしっかりとクリーニングから。20�pにも満たない子猫のくせに大いに汚れている。最初は抵抗していたがすぐに慣れてさっぱり。次はミルクだが、生憎我が家には低脂肪乳しか置いてない。予想通りさっぱり飲まない。猫博士の実家の母に急ぎ電話してミルクのやり方を教わるも、このミルクはガンとして飲もうとしない。仕方なく、箱に入れたまま放置して、取り敢えず息子の迎えに空港まで。帰ってくるとグッスリ眠っている。さあ、これからどうしようと、案外好きそうな息子と相談の上、結局はペットショップへと出かける。ミルクを買い、ノミ取り剤と排便シートを購入して兎に角何とか死なない対策は出来た。流石プロの味で、このミルクはかなりの勢いで飲んだ。その結果当然の如く8時間グッスリ寝てくれた。息子はインターネットであれこれ情報を集めてくれて、ああだこうだと教えたがる。、、、しかし、問題はこの日に帰ってくる娘の方だ。父親譲りで猫アレルギー。大好きなのに触れられない。、、、やがて心配したとおり、余りの可愛さにちょっと触れた娘はぜ〜ぜ〜言い始めた。やっぱり家の中には入れられない。仕方なくシートを敷いて箱に入れ、蚊が来ないようにネットをかけてねぐら完成。昨日は父の法要が済んで子供達と温泉に行き、やっぱり深夜営業の店まで猫グッズを買いに行く。驚いたのは人間様並のオモチャの数々。、、、これにヒントを得て、私のキーホルダーにしていた感触のとっても気持ちいい縫いぐるみを箱の中に入れてやる。おかしな事に観察しているとすっかりそれを親だと勘違いして首を埋めようと必死だ。
しかしなあ、我が家はお嫁さんも駄目だそうだから、絶対飼えない。外で檻に入れられている猫は余り想像したくない光景だし、、、。ムムム。

 

 

2005年7月18日 (月)

困ったことが、、、。

 突然、したがっって覚悟もないまま猫の面倒を見ている。本日はこの子の世話で疲れてしまいこれ以上打つ気がしないので、これでおしまい。
いやぁ、、、、どうしたもんだか。まだ目が開いてない、、、。

 

 

2005年7月17日 (日)

うどんブームここまでも。

 息子を空港まで迎えに行く途中、岡山のOさんから電話がある。最近結婚した娘さん夫婦が帰省したので高松に来ているが、おいしいうどん屋さんを教えて欲しいという。一般的に誰もが納得するだろうお店を教えて上げて、我々も空港から帰りにうどん屋へ。行列が出来ている。
 帰路、感動したOさんがおいしかったので、別なところへも行くというので、又近くを教えて上げる。別にうどん屋通ではないのだが、まあ、お役に立って良かった。
 実家に行くと弟が、思い立って屋島に行ったという。最近にない繁盛振りで、車がものすごく多かったし、わら屋も一杯の人だったとか。
 新しいラーメンやさんが出来ていて、おいしかったよと息子に言っても、あ、それ知ってる。別に、、、という気の乗らない返事。が、事うどんの話しになると途端に口調が熱を帯びてくるから不思議だ。きっと、明日のホテルでの法要もうどんが出るんじゃないかな?
 そう言えば念願のフェリーのうどんは、私的にはイマイチだったなあ、、。

 

 

2005年7月16日 (土)

暑い!

 夕べも暑かったが、今夜も暑いんだろうなあ。明日は久しぶりに水戸と横浜から子供達が帰ってくる。夫は何となくそわそわしていて、何度も「いつ帰る?」と聞いてくる。しかし、暑いからなあ、、、。」
 
 子供達が帰るのは父の7回忌の法要をするため。そんなに経ったのかと思う反面、大昔のような気もしたり、、、。
こういう行事の時でないと顔を合わさない人達と久しぶりにまみえるのも、楽しみではある。どんな話しが飛び出すことか、、きっと笑うことの好きだった父のために話題には事欠かないだろう。

 
 さて本日は初めて「歌うこと」のレッスンをある男性が受けたが、楽器を使いバンドを組んでいるわけで、音楽と無縁な生活ではない。ロックだ、ポップスだといっても元をただせば同じだから成長は早いだろう。、が、本人は終わると同時に「へこみました」と言って不安を募らせた様でもある。そりゃあそうだろう。簡単にすぐにハイ出来ました、なんてつまらない世界ではない。はまってしまうほどの深いものがあるんだ。是非新しい自分の魅力を発見して欲しいモノだ。
誰にだって、初めはある。


 今日はNHKで100歳バンザイとかいう短い番組を見た。このおばあちゃんが、まずはおしゃれなのに驚いた。そして行動力も大いにあるのにも驚いた。なんと、アメリカの曾孫の結婚式に出るというのだ。一人では心許ないからチャンと同行してくれる人を説得する。確かに腰は90度曲がっているし、歩くのは乳母車を押している。絶えず首が左右に動いてしまい喋るのもスムーズではない。、、が、伝えたいことをきっちり伝え得る能力を持ち、明るくて人生楽しげである。
100歳かあ、、、もしかしたらそこまで行くかも知れない。行かないとは思うが、万一行ったらどうしよう、、。あんな風に年が寄せられるモノかなあ、、、多分無理。今の自分を考えても、既に何かと怪しいのだから。忘れ物は数知れず。どじ、へま、うっかり、は日常茶飯事。これをあと40年も人間していて止められるわけがない。そう考えると、このおばあちゃんを心から凄い!と思える。いやあ、凄い!

 

 

2005年7月15日 (金)

国会。

昼食をとりながらテレビを見ていると国会中継が始まった。衆議院での郵政民営化について議論沸騰していたのも見たが、今日の参議院での答弁はK首相もバカ丁寧で慇懃で、如何にもその魂胆がみえみえのやりとりだった。まあ一部しか見られなかったが、昔とはかなり趣が変わったなあこの中継も。何しろテレビで全国放送されるというのを、質問している議員がしっかり利用してのもので、これもある意味奇妙だ。そこにテレビカメラがあろうが無かろうが、やることをちゃんとやってくれれば良いわけで、妙に視聴者を意識してのやりとりは気持ちが悪い。何だか視聴者におもねっているようだ。と思うのは私だけか。矢張りこのような事に歴史がない国らしいではないか。
 ところで、K首相はある時とってもリチャード・ギアに似てる。今日は特に似ていたなあ。リチャード・ギアのファンである私としては妙な気分。諸手をあげてこの首相を信じ切れない、というか殆どかなりの部分で疑っている私としては、だ。オペラがお好きという点も親しさを覚えるが、ヒトラーも好きだったと言うからなあ、、、。それにしてもポストKが囁かれているそうだが、この人に代わって出てくる人は、きっと又もっさりした人なんだろうなあ。どうなることやら。イヤ、男はルックスではないし、ッテ言う声が聞こえてくるが、何かしら魅力的な人であって欲しいよなあ、、、しかし考えたら、よその国も何だかなあ、、という人ばっかし。やっぱ、そんなこと求める方が無理なんだ。映画じゃないんだから。政治は現実なんだから。

ところで現実は厳しい。本日文化会館での演奏会が例のアスベスト問題でお隣の会館に変更になったという案内が来た。なんて事だ!こんな所にも!私達はあそこで歌ったんだよなあ!、、、!

 

 

2005年7月14日 (木)

川柳。

 次回のパンフに川柳を載せるということになっていて四苦八苦。
 肥えるのは馬だけにして欲しい秋
 ダイエット一日もたない秋が来る
 歌うから肥ってるのと嘘を言い
な〜んて、こんなのはすぐ出来る。
 歌っても鐘の鳴らないちぇちぃりぁ
とか、
 怖いのは饅頭以外に万とある
なんて馬鹿馬鹿しいのも、、。

 しかし、これというのがさっぱり出来ない。ああ、どうしよう!季語がないのが川柳だのにお題が「秋」だからなあ、、、。

 他の人のを聞いてみるとそれなりに面白いのを作っている。まあ、全部見るのは楽しみではあるなあ。


 ところでカルメンに一人男性ゲット!彼は今のところ連れてこられた捨て犬みたいにしているが、私がもし演出だったら、彼をあんな風に使いたいなあとあれこれ浮かんでくる。ご本人もこのところ舞台付いているせいか、ケッコウやってくれそうな感じだった。ほんと、人生何が待っているか分かりませんぞ!
 

 

 

2005年7月13日 (水)

楽器も色々あるモンだ。

 本日のFMゲストはマンドリン奏者。長く海外で修練しかなりの実力を持って居る人だが、所謂採算に会う仕事を求めない人で、浮世離れしている。この人の招聘した音楽会の中でも特に印象に残っているのがロシアのバラライカだ。2回とも凄いテクニックの持ち主で、一緒に行ったピアニストと唸ったものだ。聞いてみれば人間国宝級の人達だったらしい。流石英才教育の国だけあるなあ。なんたって20代でアレだからなあ。
それはともかく、本日は狭いスタジオで私だけが観客という贅沢な演奏が体験出来た。間近で見れば面白い爪を使っている。何でも鼈甲とか色々あるらしい。マンドリンが悲しげな音色だとしか思えなかった時に彼の演奏を聴いて目から鱗、こんなにも表現力がある楽器だったんだと以来ファンになってしまった。
、、しかし、収録中やっぱり食べることに 話題が写るなあ。彼は食べるのも作るのも大好きという面白い男性でもあるから当然か。一度彼の手料理にあやかりたいモノだ。

 

 

 

2005年7月12日 (火)

本日のドジバナはデカイ!

 みっちゃんお暇の余り、宇野までお散歩〜の巻〜〜。
 手帳には本日岡山シャンソンと紛れもなく書いてある。、、、が、宇野に着いてみると誰も迎えに来ていない。未だ着いてないのかと、まずはお手洗いを済まして時間稼ぎ。しかし、誰も来ない。、、、ん?ちとおかしい。改めて手帳を出して見るも、やっぱり今日の日付に間違いない。、、、まてよ?なんだかこの予定を変更したような気が、、、、しかし、確実ではないから確かめよう、、、、と、こういう時に限って携帯電話不携帯。仕方なくテレホンカードを久しぶりに使うこととなる。ところが、これ又間の悪いことに、お目当ての人の電話番号を知ってそうな人がワンちゃんのお散歩。別な人はこれ又手元に資料がないとおっしゃる。そんなこんなで結局フェリーを2つやり過ごして3つ目のにようやく乗り込み帰路へ。海風を受けながら「まあ、私が玉野の人だったらご一緒に呑みに参りましょうとお誘いしましたのに〜」と言う声を思い出している。
要するにずっと以前、日程の変更を運転中の車の中で聞き、帰宅してから書き込むべきをすっかり忘れていたというわけだ。しかし、にゃんともはや、、、
負け惜しみではないが、フェリーの風は今日は涼しくて良い気持ち。デッキに出てウオークマンでお歌の練習。漆黒のビロードの海の上をまるで高価なブレスレットの様に色とりどりに光り輝きながら航行していく船。なかなか素敵。「ああ〜孤独ってなんだか良いなあ〜」なんて思いながら、すっかり納涼しちゃった。結局往復の船賃と駐車場料金が本日の納涼料金となる。チャンチャン。

 

 

2005年7月11日 (月)

さあ今度は発表会だ。

 一つ済んだら又次が、、ベルトコンベアーのようには行かないものばかりで、エネルギーが消耗していくのが分かる。
月末に控えたシャンソンの発表会がようやく今日形になった。今までと違い、その他大勢の人が行き交うところでやるのは集中出来なくてやりにくいかも知れないが、まあ、何事も勉強だ。栗林(花の宮)のアニマートビル3階がその場所だが、このビルは元ジャスコとして親しまれていて、私もそのころ子供を連れてよく買い物に行ったモノだ。今は1階がママの店とBook offの大型店になっていて、2階は100円ショップ大型店とハローワークのようだ。この多目的ビルのエスカレーター側でやろうというわけだ。さあ、どんなことになりますか。
人間とは弱いモノ。こんな事でもなければ絶対勉強しないし、楽な方へと行ってしまうのだ。

 

 

2005年7月10日 (日)

久しぶりに感動した。

 今日は正真正銘感動した。ピアノがこんなにも面白い楽器だったとは!たった一人で1台のピアノで長時間聴衆を飽きさせないというのは凄いことだ!それぞれの作曲家の曲をそれぞれの色で表現して、ピアニッシシモからフォルテッシモまで本当に見事に表現した。フォルテが効かないピアニストが多い中で、たっぷりと情熱的に表現するテクニックを持っているし、ピアニッシモはどうしたらあんなに柔らかな音色が出せるのか、ため息が出るほどだった。母上が声楽科を出た方と聞いているが、矢張り血かもしれない。よく歌っていたと思う。アンコールのショパンのノクターンでは抑えていた涙が溢れてきた。大好きな曲を、こう弾いて欲しいと思う通りに弾いてくれたのだ。なんとも幸せな時間だった。、、いやあ素晴らしい音楽会だった。すっかりファンになってしまった。まだまだ若い人だが、今後の活躍も楽しみだ。

 良い音楽会の後はおいしいデザート、とばかりあずまやへ。定番のクリームぜんざいに舌鼓を打つ。帰宅してから家事を少々電話を待って遠来の客に会うために出かける。実に20年以上会ってない人だ。青年だったその人も今は真っ白な頭で二児の父。音楽の話しに花が咲き早速今日のピアノの話しとなる。感動はこうして人から人へと伝わるモノだ。初めての赴任先が高松だったとかで、今でも第二の故郷だとか。余りにあちこちが変化していて驚いている。シャッターが降りている店が多いと嘆いていたなあ、、、ケーキ屋さんとか馴染みのお店がないそうな。
、、楽しく談笑してお別れ。彼は明日から当地で厳しいお仕事だそうな。又別々の人生が始まる。

 帰宅して早速短歌の添削をして頂くも、全滅。歌に感動がない(そうだろう。このところ感動してなかった)と言われてぼろんのちょん。いやあ、難しい。ていうか、「伝える」ことの大変さだ。しゃべるんなら幾らでも言えるし足りなければ身振り手振りでも伝わる。それらをぜ〜んぶ剥ぎ取ってシンプルに表現しなくてはいけない。ものすご〜く苦手な作業かも知れないなあ。ま、難しいからやり甲斐があるんだろうが、、、これでカルメンとCantiamo とガラコンの曲にしっかり取りかかれると思ったのに〜トホホホ。
プログラム用の川柳もまだだった!ぞぞっ。

 

 

2005年7月 9日 (土)

感動するということ。

 感動のないところに芸術は生まれない。感動しない人に成長も無い、、と思うが、このところ色んな事に慣れっこになっている自分に気づく。いや、気づかされる。今日初めてレッスンを受けたその人は、あるオペラのアリアが歌いたくて、ただそれだけでレッスンを受けたいと言って来た人だが、レッスン終了後、目に一杯涙を溜めて余りの嬉しさに声もないといった有様だった。とぎれとぎれに語る言葉は感謝に充ちていた。「丁寧に、ホントに親切に教えて頂いた、、、」と。
、、、そうか、昔は私もこうだった。、、ん?ちょっと違うぜって声がする。まあ、私は最初からワクワクドキドキ楽しくてしょうがなかった。涙すると言うのとはちょっと違うかも知れないが、しかし、それなりの感動はあったはず。ところが最近では、、、、、だ。「初心忘るべからず」。
いやはや、いつも色んな人から教えられる。

 昨日はなすびの煮浸しの途中でちょっとパソコンの前に座って、たまたま開いていた「短歌」の推敲を始めたらすっかりお鍋の事は忘れていた。ある程度片が付いたと腰を上げた途端、臭う!ぎゃっ!折角おいしくしようと張り切っていたのにいいいい、残念!こげこげ、のこげ。修復不可能状態。ああ残念無念。
しかし、私の嗅覚もいい加減なものだなあ。立つまで臭わなかった!ショック。

 夕べは面白い番組を観た。「アーチスト」それも奇想天外、そう言えばおもしろ半分の記事で見たことがある「女拓」を製作している現代アートの画家のお話。「女拓」とは裸の女性に墨を全身に塗り拓本をとるというもの。これが、出来上がってみると、とても手では描けないものが出来ているから面白い。この人の語録があって、幾つか紹介されていたが、何処までも自由でなければアートといえない、「絵は自由の証」だというのは確かに名言だろう。ある女性が二度の離婚のあと精神的に参ってしまい、閉じこもり状態だった。ふとアートしか今の自分を救えないような気がして、この先生の門を叩いた。ところが、先生は作品には目もくれず、その服装をどうにかしろと言う。「背が高いのをそんなに気にしたようなコンプレックスの固まりのような服装は止めろ、アタマも気にくわん、来週はあっと驚く服装で来い!」と言われて彼女なりにパンツをスカートに替え、ヘアーも少々変化を付けて行くが、先生は無視。変わりに持っていった作品を全部否定。ずたずたにしてしまう。本人は外の空気を吸ってきますと言い出すほど苦しみ、、、、やがて作品展。そこに現れたのは髪を坊主にし、全く変身した彼女。ようやく先生の言うことが分かりましたという彼女の顔は作品の出来と共に満足そのもの。形を壊すことは勇気が要る。価値観を否定することはホントに大変。しかし、自分にしがみついている限りそこには何も生まれない、ということを、このドキュメントは伝えていた。
、、、現代アート。少し分かったかな?てところ。


 

 

 

2005年7月 8日 (金)

 ロンドン

 ロンドンの友人に安否を尋ねるメールをほんの数行出したら10倍になって返ってきた。しかも本日専門家に見て頂くとたった数行にスペル間違いが1箇所あるわ、前置詞が1個抜けてるわ!どうしようもない。余りに英語から離れて居るなあ。メールはごまかしが利かないからなあ、、、。
でも、彼女は無事で元気そうで安心した。ただ相当ショックを受けてはいるようだ。、、、次は日本かも知れない、、、!

 夕べもう寝ましょうかとテレビのチャンネルを廻していて半分ほど終わっているにもかかわらずフランス映画「日曜日まで待って」を見てしまった。途中で止めようと思うのだが、面白くなって止めるのを止めてしまった。、、お陰でさっきから欠伸ばかり。さあいくらなんでも、もう寝ましょう。

 

 

2005年7月 7日 (木)

良かった、、、?

 今週末のカルメンの練習がどうやらソリスト達の特訓のために没になったらしい。思わずわ、良かった!とつぶやいてしまう。日曜日のピアノリサイタルに心おきなく行ける。どうやってでも抜けて行こうと思ってはいたが、まるで、私のために休みにしてくれたかのようだ。

 「客観的」ということについて思うことがある。自分を客観的に見ることは大変難しい。だから当然第三者に判断を委ねなくてはホントのことは分からない。その場合の第三者が信頼の置ける人でアレバ、そこに普遍的なものが見いだせて確かな評価と感じるだろうが、信頼関係のない場合は、単なる中傷、批判に過ぎないと思うだろう。ということは、結局は人間関係なのか。でももっと心とアタマを平らにして、他人からのアドバイスを受け入れることが出来たら、それは成長に繋がるだろう。

 ロンドンのニュースが痛ましく伝えられているが、この終わりのない戦いは誰かが何とか出来ないモノか。、、、聖パウロにさえ出来なかったのだから、無理か!先頃ロンドンにお出かけだったHさんご夫妻は命拾いをされた訳だ。まあ、良かった。ロンドンの友人が気になるなあ、、、。

 

 

2005年7月 6日 (水)

旅、かあ、、。

 しばらく旅してないなあ。我々はオペラ公演でそれどころではなかったのだ。娘のお姑さん達ご夫妻は今頃花の都パリ〜でご機嫌な筈。出かけるときに娘に電話があって、「行ってくるぜ!」と言われたとゲラゲラ笑いながら娘が電話してきた。愉快なお母さんしてるなあ。見習わなくては!
 本日来店の方も明日から熊野へご旅行だとか。何となくうきうき状態。幸せそうでこっちまで嬉しくなる。
、、、でも、人はどうして旅をしたがるんだろう???

 

 

2005年7月 5日 (火)

カルメンを観た聴いた!

 前評判があんまし良くなかったので行くまいかと思っていたが、ぎりぎりチケットをダンピングしてでも買ってくれと言われて出かけてみた。
これが、予想外に楽しめた。終演後一緒に出かけた友人達と会って一番に出たのが「ボレロに感動した!」だった。この曲がカルメンに挿入曲として使われていることが何の抵抗もなく受け入れられて、むしろこのオペラを盛り上げた。これって、我々の落語ペラに「岸壁の母」を入れたようなモノ!か?ハハハ。ど〜んと落としたか。
それと、メインダンサーの女性のストッキングが段々破れていったのに気が付いた人はどれくらい居るんだろうか?まあ、きっと破れるだろう動きだったが、これは計算上のことか?それにしてもボレロは見応えがあった。久しぶりに人間の身体の動きで感動した。
それはともかく、カルメンの妖艶さはなかなか日本人がまね出来ない種類のモノだ。私は途中から前の席に移動したが、近くで観るとカルメンはビビアンリーに似た美人。でもしたたかさを無理に出そうとしているが、線が細いのは身体の線と相まって仕方がない感じ。その割には声が良く出ていたように思った。ミカエラ役の女性には負けた感じだが、まあ、種類が違う。カルメンのドスの利いた声は良く訓練されていて、最終幕は迫力があった。
今回の演出で一番「おっ」と思ったのは、カルメンが刺されて死ぬ間際の彼女の仕草。ゆっくりとホセの頬に手を当てて、それまでの激しくののしっていた彼女とはうってかわり、優しく慈愛に満ちた様子で撫でるさまは、その後に来る「俺を逮捕してくれ!。カルメンを殺したのは俺だ〜!」と叫ぶホセの台詞に被さって、何とも説得力のある場面となった。そうか、カルメンはホセを愛していた。彼のためにというか二人のために別れるべきだと、彼女はそう判断していたのか。、、、少なくとも今日の演出家はそう言いたかったようだ。これまでの私の考えとはちがう解釈だが、これはこれで、納得出来る。
 9月の二期会のカルメンにコーラスで出ると思えば、自ずと視点もちがってくるが、コーラスの演出は地味なモノだった。ま、なんとかなるか!

 

 

2005年7月 4日 (月)

男性が初参加。

 今夜のカルメンに男性が3人も来た。、、てこれってまじ大丈夫?まあ、若いからすぐに覚えるだろうが、、、、イヤ〜大変だ!

 リサイクルショップへ母を連れて行き本を物色。母がいっちょまえに立ち読みをしている姿を離れたところから眺めたがその立ち姿は確かに85歳とは思えない。実は先日ここで買った本が面白くてお気に召したらしい。私もお目当ての作品が見つかりご機嫌。お昼をサティの中華に決めて出発。道中たっぷりと母が若い頃もてたという話しを聞く。なんでもある人は家の側まで来て毎晩ハーモニカを吹いていたとか。け・け・けっこうロマンティックじゃ〜ん。こうした若い頃の話しが最近とくに多くなってきた。戦時中の話しなど、まだまだいっぱい話しを聞かなくては、、、、。

 

 

 

2005年7月 3日 (日)

イヴェント漬けの日々。

 今日も今日とて開演ギリギリではあったがお芝居に出かける。出演者からのたってのお誘いに行かざあなるまい!てとこだ。彼は一体どんな芝居をするんだろうと好奇心満々で出かけたが、ケッコウ行けてる。自然な演技はこの演出家好みだろうと思ったし、何よりも踊ってるときの彼の顔が最高だった。さながら阿波踊りの延長か!と思わせるほどのっていた。ここの劇団の良いところは笑顔だ。、、、が役者不足か、、何処も同じで男性が居ないのだろう。矢張り主人公は男性にやって欲しかったなあこの場合。作品としては私も香川県人でありながら知らなかった「久米通賢」という人物のことをこうして現代の舞台に乗せてくれた事は有り難いし、大いに意味のあることだと感心した。
、、、しかしまあ、こう続くとお客様にごめんなさいも言いにくい。連日すんまっそ〜ん、してしまった。もう諦めてくれてるみたいだが、、、。

 

 

2005年7月 2日 (土)

ちょいと飲み過ぎ?

 2時からのクラシック演奏会のあとは7時からが呑み会で、3時間も時間があったため、どうやって時間を潰そうかと四苦八苦。サンポートは全然良いお店がないし時間つぶしなんか出来そうにない。ふと思い出して、駅前の整体院に行く。予約で一杯だったが、少しずらしてくれてやって貰えた。やって貰ううちいろいろと納得出来た。これは先日の病院の診断とちがうなあ。。。。とか思いながらなんだか特別の安さにおろろき!お土産にドリンクとチョコまで頂く。ここって、、、、こんなでやっていけてるの??
あと1時間まで時間が縮まり本屋さんでこれは解決。
そのお店の前に来るといち早く私を見つけて「ママ」と呼んでくれる人が居る。M君は二人目の赤ちゃんが間もなく生まれる奥様同伴だ。やがて次々と懐かしい顔が現れにぎやかに宴会は進む、。生を3杯、芋焼酎1杯飲んだ後だから、二次会は多少躊躇するも、久しぶりだからと参加、チンザノロッソダブルでおいしく頂く。お開きは午前様だが今のところ胃が暴れ出さないところを見ると、大分快復しているのか、、、?とマッサージ機にかかったら只今午前3時。2時間近くもここにいたのだ。信じられない。よく寝た。
さあ、チャンと寝るべ。全ては明日だ、、、。

 

 

2005年7月 1日 (金)

望めよ、さらば与えられん!

 てえことだろうか?かなりまとまった雨が降る。みるみるうちに水たまりが出来る様は余りの久しぶりで心が豊か〜になったほど。自然の恵みとは良く言ったものだ。普段は短歌をひねる時以外、気にもとめていない雨が、ひとたび無くなるともうパニック。情けないことだ。

 情けないと言えば夕べはホントに情けなかった。あと数十分だというのに、どうにもこうにも眠くて眠くて我慢出来ない。集中力も零に近付いてとうとう見るのを断念。結局まともに全部見たのは「泥の河」、と「死の棘」の二本だけ。残念。しかしまあ、小栗監督作品は集中力が要る。
「死の棘」という作品はもっとゆっくり見たいような見たくないような、人間の深層心理をコンビニの本棚のように並べている。みたい人は立ち読みで見るだろう。見たくない人は表紙だけか。
この監督の作品は余りにリアルで、、リアルをどこまでも追求されると、観客の方は同情が拒否反応に変わる。が、目をそらしてはいけないと監督は繰り返し画面の中で言っている。松坂慶子が良い味を出している。大女優にノーメークを強要したことで有名な作品だとか。内面の美しさが良く出ていた。、、、しかしまあ、男の弱さ脆さ情けなさが余すところ無く描かれていて、今日のニュースの事件とオーバーラップした。その事件は50歳そこそこの男性が嫁姑問題に疲れて、全員を殺すことを思いつき、まず家庭内のいざこざの一番の張本人である自分の母親を殺害。殺人犯の家族だと思われて生きにくいだろうと、残りを皆殺しにしたらしい。妻を殺そうとしたが、愛しているから殺せなかった、、、、、と。しかし、その奥さんの心中を思いやれば、子供も孫も殺した人が我が夫、という現実をなかなか受け入れられないのではないだろうか?
まあしかし、人はどっかで勘違いして思いこんで生きているモノだ。

 

 

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