1週間が速い、速すぎる。
週2日カルメンの練習に取られ、イヴェントづくめの今日この頃、余りに時間が経つのが速い。もう7月なんだから驚く。このまま行くとあっという間に棺桶か。このところの夫婦の話題はお骨のアパートだったり、散骨の話しだったりする。そう言えば、しばらく前には「献体」の話しも議論したなあ。テレビを何気なく見ていたときのこと。こんなにも臓器提供者が少ないため、助かる命も助からず、外国まで行く人が後を絶たない、という話題だった。私がぼそっと、「私のでよかったら上げるのに、、、」と言うと、夫は沈黙。「?」と思い、あんさんはどうなの?と尋ねると思いがけなく「絶対イヤだ!」と叫んだのだ。「へ?」という私の反応と「どうして?」と訊いた挙げ句「ケチ!」と言ったことが気に入らなかったのか、妙に興奮した夫が、いつものようにまくし立てるのを、初めて会う人を見るようにまじまじと見てしまった。いや、彼の言うことも分からなくはない。人にはそれぞれ宗教観があり、人生観があり、死後の世界のあるなしや、神仏の存在の有無は人によって信じ方がちがう。そこから来る死生観は私のように「死は無」という考えが全てではないだろう。夫が言うように「単純に怖い」と言う人も多いだろう。だからこそ「献体」も「臓器移植」も常時不足しているのだろう。まあ、しかし、これだけ夫婦の感覚に隔たりがあるということを今更ながら認識したというわけだ。、、、と言いつつ、私も献体のためには痩せとこうかなあ?なんて考えてるところが一貫性がないか、、ははは。
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