演奏家の話。
コンサートが終わり、出演者から話しを聞く機会が時々あるが、これが又面白いのだ。昨日の室内楽との競演を果たしたS嬢との話しは大変面白かった。矢張りただの観客には分かりえない裏話がたくさんある。興味深かったのは、演奏家が聴衆の力を貰って演奏したという話し。これだけ大勢の人が応援してくれているということが、プレッシャーにならず、逆に励みになったというのは彼女にそれだけの実力があるということに違いない。チケットの手売りという、演奏家にとっては酷な条件も必死で乗り越えての結果だったという。そしてもう一点。彼ら外国の人達は、基本的なところ、感性が日本人とは全然違う、という事。その違いをお互いに受け入れての競演は、双方がかなりぴりぴりしていたらしい。でも逆にだからこそお互いに合わさなくてはという思いに神経が集中したとも言えるのだ。あの素晴らしい調和はそこから生まれたモノだったのだ。
昨日転倒した友人は足にひびが入っていたそうで、ナント松葉杖状態らしい。なんて事だ!私が転んだ話しナンカしたのがいけなかったか!なんだか責任感じるなあ、、、。
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