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2005年5月29日 (日)

歌の力。

 なが〜い演奏会から帰宅してテレビをぼ〜っと見ていると、まずはオカルト映画。これまた先日のコンスタンチノばりの神と悪魔の戦いがテーマだ。この手の話しが外国映画に多いのは、これは人間の願望かも知れない。社会は悪魔的なものに充ち満ちている。自分の力だけでは逃れられない悩みが襲い来る。、、、となると、救いを求めるのは自然の行為。女は白馬の騎士を夢見、苦しみの中にいる人は神を求める。これ皆自然の成り行き。しかし、こんなものは、たまにあるからふむふむと、ビール片手に見て面白がったらいいのだ。このところのこの手の映画の多さにはうんざりする。人は悩み苦しむ方が良いのだ、じっと耐えることも人生だと、教えてくれる文学作品が余りに少ない。テレビをつければゲラゲラと笑わされる(やっぱり見りゃ笑うのよ私だって)し、何処に廻しても健康とにわか仕立てのドラマと、テレショップのオンパレード。ふ〜っ。歌でも歌ってる方がよっぽどまし。、、、と思いつつ最後まで見たテレビを、疲れているにもかかわらず消せない。すると、美空ひばりのドラマが、、。今日の発表会で歌ったのよねえ、ひばり。津軽のふるさと、なかなか良い歌だ。これまたぼ〜っと見ていて、この安直なドラマの作り方に腹がったってきた。あれだけの天才を描くのに、これはないだろう。そもそも彼女の一生を本気で辿ろうとするなら、それはもの凄く膨大なものにならなくてはいけない。これだけ人の心を打つ歌が歌えた人が抱えた人生が、単純なモノであるはずがない。今日のテレビ番組への個人的な感想に過ぎないが、ひばりは、歌を聴けば良いと思った。歌に彼女の人生の全てが込められていると思うから。

彼女の死から16年が経ったそうな、、、。

 歌の発表会。歌が何のために生まれ、何のために存在するかを、考えさせられる3時間半だった。  疲れた。

 

 

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