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2005年5月14日 (土)

生き甲斐。

 本日ご来店のお客様は、結婚したお嬢さんが小学校の先生をしていて、お孫さんの面倒を見るためはるばる2時間も掛けて通っているとか。歳と共にしんどいけれど、娘が可哀想で仕方ないからやっぱり出かけてしまうという。共働きの若夫婦は旦那の方が全く非協力的で、同じ仕事で同じように大変なのに、どうしてそれが理解出来ないのかと腹立たしいという。いらいらして余程自分から婿殿を注意しようかと思うくらいだとか。ただ、娘さんの方は、これは私の問題だからお母さんは口出ししないで!と言うそうな。
しかし、このお客様は驚くほど元気になられた。今のような生活に入る前は病気がちでとっても弱々しい人だったのだ。それにこの方のご主人もガンで余命が少ないと宣告されていたにもかかわらず、お孫さんと接するようになってから、ガンがどこかに行っちゃったという。医者も首をかしげているとか。不思議なことだが、人間、こうしたもんかも知れないなあ。生き甲斐が無くては生きていけないのだ。お金や財産がたくさんあっても生き甲斐のない人は段々おかしくなってくる。友人で、外から見ると何の不自由も無い人が、年がら年中やれ入院だ注射だ点滴だと騒いでいるが、どっかに旅行に行くとなると途端に元気になる人が居る。これも似たようなもんだろう。
てえことは、この私が元気でいられるのは、何も母親譲りの健康体と言うだけでなく、生き甲斐という貝を食べて生きているからカモ知れない。あのひどい交通事故で死ななかった事と言い、あたしにゃこの世でやるべき事があるってことか。

 明日は吟行だ。これも、やるべき事の一つか!

 

 

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