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2005年4月 1日 (金)

記憶。

 昨日は疲れ切っていたせいもあるが、映画の前半20分は熟睡。導入部のセピア色のオペラ座は何事か起こるのを予感させて良い感じだったが、極彩色の内部をカメラが走り出した途端眠気が来た。大体、映画に限らず芝居でも音楽会でも余程のことがない限り20分寝るというのが私の習慣だ。この習慣を破るほどに面白い出し物の場合、帰って飲むアルコールの味も格別。一人推敲しては何倍も楽しむのだ。
しかし、妙なことに感動したモノばかりが記憶に残っているわけでもない。勿論感動は私の細胞の一部となって、確かに私を生かしてくれているのだが、つまらなかったモノも覚えている場合がある。いや結構あると言っていいだろう。これってどういう事だろう?
記憶も不思議な人間の能力だが、推理もこれまた人間の能力の面白い部分だろう。
映画好き芝居好きだからかも知れないが、テレビを付けて瞬間にそれが何の映画か分かるときがある。先日もビビアンリーが特殊メークで額に皺を作り、妙なシナで男性を誘惑しているのを観て、あ、これは「欲望という名の電車」だと推理出来てしまった。昔この映画を観たわけではないが、芝居は2,3回日本人のモノを観た。このなんともわびしい女の性を描いた作品は好んで芝居に使われる。実際その映画かどうかを確認するまでのつもりが面白くなって結局は最後まで観てしまった。「良く生きたい」と思いながら「どうしようもない方向に行ってしまう」人間の悲しさ、そして魂が段々壊れていく過程が胸をついた。「弱き者、汝の名前は女なり」だ。
そうなんだ。私達の落語ペラだって、良い悪いは別にして、来て下さった方々の記憶の端っこに居座るのだ。そう考えるとやっぱり練習するしかない。練習して少しでも好感を持って思い出して頂きたいから。、、、レッスン再開だ。

 

 

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