本当の苦しみ。
間もなく大きな苦しみが襲って来る予感がしている。友人の事も母のことも公演の事も、一番大きな山場は未だ来ていない。、、、が、すぐそこまで来ているという予感に身震いすることがある。こうなったら、足下を見て、着実に一歩一歩前進するのみだ。
人間、固形物を食べると言うことがこんなにも元気の元になるのだということが、病院の夕食を初めて食べた母を見ていて思った事。白身の魚の蒸したものと、野菜のみじん切りの煮たもの、三部のおもゆと、ゼリーがデザート。これらを「おいしいおいしい」と連発しながら7部通り食べた母。途端に血色が良くなり元気そうになった。48時間の絶食絶飲の末だった。次々と検査の予定が示されるが、母の顔色を見る限り、大病とは思えない。どうか、このまま、何事もなく退院出来ますようにと、、、、又祈っている。が、神にではなく,亡き父にだ。まだ母を連れてかないで、、、と。
友人の方は、遠く離れてもどかしい思いをしているらしい妹さんから電話があり、色々相談を受ける。彼女も実際相談する人が居ないのだ。お母さんはホームに入っておられるし、本人の子供は二人とも息子さんだから、今ひとつ相談相手にはなりにくいのだろう。いや、実際、この私自身が彼女のために一体何が出来るかと苦悩している位だ。明日は一時帰宅するらしい彼女を迎えに行こうと思う。ということは、吾が母の病院の方は娘だなあ。こんな時ホントに助かる。娘も私の友人に自分の母親のような感覚を持っているらしく、頑張ってくれそうだ。この大変な時期を、使える駒は全部使って乗り切ろうと思う。どんな苦しみも、どんと来いだ!
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