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2005年1月24日 (月)

、、、、。

 今朝は舞台の打ち合わせ。午後はシャンソン教室。夕方は県の芸術関係の新春の集い。夜はオペラの練習。、、、我ながら、よくぞ身体が持ってると感心。いやいや身体と言うより、精神力の問題だ。その都度、違う相手と違う神経の使い方をしなくてはならない。その都度集中しなくては、何事も成果が上がらないことばかり。もちろんだから、やっただけのことはあるのだが、、。
8割方舞台のことは解決。シャンソンもめざましく上達している人が出てきた。仲間意識もどんどん脹らみ、みんなで仲良くやっているらしい。県のパーティでは、知りうる限りの人に挨拶し、3月のオペラの宣伝をする。様々な情報を得て、持ち返ることも出来た。合うべき人挨拶するべき人に会えたのは実際良かった。オペラの演技指導も、何とか8割方出来たし、1日でこなした量としては、これが限界だろう。
本日のおもろい収穫の一つ、パーティで、私の横になったかなりの高齢の方が、大変面白かった。開口一番「私は年はとっとるが、気持ちはあんたより若い。恋の話しなら負けんぜ!」と来た。おっとっと、こりゃあ危ない人か?と最初は思ったが、どっこいこの方は有名な芸術家だった。すっかり気に入られてしまって、ず〜っとおしゃべりされたので、結局私はお料理が一皿しか食べられなかった。仕方なく注がれるままにビールは戴く。思ったのとは大違いの内容のあるお話しに、私も思わず聞き入ってしまったわけだが、その中の一つ、「アンタは自分がやっているジャンルと全く違う世界の人とたくさんお話ししなさい」というのがあった。いろんな事例を挙げて説得力のある話しを展開してくれたのだが、確かにそうだと思う。歌の上達は必ずしも歌だけ歌っていたり、歌の世界の人とだけ話していても上手くならないだろう。いや、全く同感。
帰宅して、本日届いた短歌の本に、この会のトップの言葉が載っていた。「土屋文明氏から聞いた話し」として、「歌を作るのに、歌を勉強したってしようがない。ただ、外国の小説、まあ北欧の小説ぐらいは読むなら読んだらどうか」と言われたと書いてある。この一言が不思議と今でも記憶の底にへばりついていると言うのだ。
どちらも、ただの高齢者ではない。その道を極めた人の言葉として含蓄がある。
 それにしても、パーティのこの老人は何度も私に握手してくれて、知事と写真を撮るのにも入れてくれたり、、、記憶の底にへばりつくかもしれない、、なあ。

 

 

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