差別。
この難しいテーマに人間味溢れる短歌で挑んだ人が、昨日の歌会に居た。差別する気持ちは、おそらく殆どの人がもち合わせているに違いない感情だ。人間て弱いもので、欠点だらけのもの、なんだが、だからこそその欠点を自覚し、修正していくべきなのではないか?「差別」を口にすることがタブーであるかのような昨今の風潮は私には納得しかねる。彼女の歌はおとな社会から、子供時代の純粋な気持ちに意味不明の圧力がかかり、それに抗えない幼い自分を思い出すというものだった。ということは、今は、彼女は全てを知り、自分の中の差別感についても考察したうえで、詠んだ歌なのだ。
この話題が我が家の茶の間のテーマとなった今朝、息子の結婚をその意味も含めて完全に本人の意志を尊重しようと、久しぶりに夫婦の間で意見が一致した。
真の意味で差別のない世の中にならなくてはいけない。
夕べの涼しさは何処へやら。又暑くなってきた。まあこうして段々秋がやってくるんだろう。
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