« やっぱり泣いた! | トップページ | さても、、 »

2004年8月 1日 (日)

何ともはや、、、。

 この日は、自分の身体が空飛ぶ靴を履いてるような感じだった。朝雨の降る中を準備にと出かけ、着くやいなや主役のメークとヘアー。10時からのゲネに間に合いかねてあらかた済まし、今度は表周り。お手伝いの人達を集めて、このホールの特異性を説明。如何にお客様を迷子にせずに誘導するかのテクニックを伝える。GOサインと共に若者がかけだし、おばさん達は受付の準備に入る。それを見届けてから楽屋にとって返すと、「ママ、影アナはママがやってくれるんでしょ!?」と来た。「へ?聞いてないよ!」と叫んでも誰も聞いてない。ええい、しゃあない、やるっきゃないか、と、舞台監督と打ち合わせ。その場で原稿を作成。何がイヤって、「シンデレラストーリー」というのが言いにくい。とちらないかと冷や冷や。まあ、なんとか経験にものを言わせてやっつけたが、、、ふ〜っ。
ゲネをちらちらと見ては、着替えがスムーズかどうかのチェック。案の定役者のみでは無理と判明。結局は本番中も裏方をやる羽目に!ゲネの途中で歌を聴くと、みんな疲れていて声が今ひとつ。大丈夫かいな?と心配になる。不安な人にはそれとなくアドバイスを。私は舞台は結局は心理学だと思っているから、始まる前のメンタルな部分をいつも注意しているが、今回は特に、主役に集中した。さりげないアドバイスこそが救いの道だと信じて。、、、そのせいかどうかは分からないが、兎に角それまでの練習では見せたことのない輝きを見せて歌ってくれて一安心。
そうこうしているうちに、楽屋の携帯電話にどんどん「困った電話」が入ってくる。お客が来すぎて後ろのドアが閉まらなくなった。怒って帰るという人が居る。母子室は定員を超えている。ロビーで良いからと動かない人が居る、、、、どうしましょう?というもの。これらを楽屋でメークしながら全部に答えなくてはならない。おいおい、いくら私が1週間前に「もっとチケットを売りなさい!」と檄を飛ばしたからって、そこまで売れたら売れたって教えてよねえ。て感じ。そこで急遽、若者達を集めて、休憩時の指示を出す。マニュアルさえ渡せば、しっかり動いてくれる人ばかりだ。指示通りやってくれたお陰で、何とか会場が整理出来て、落ち着いて2幕が始まった。しかし、不安なのは夜の部だった。いくら訊いても団員は予想が付かない。またしてもこの状態になると、幾らなんでも困ると、お昼で帰るという頼りになる友人にみんなでお願いして居て貰ったりする。ちぇちから来てくれたHM嬢達はホントに助かった。矢張り人生経験と臨機応変はおばさんでなくっちゃ!
夜も満員だったが、対応が準備出来たため混乱もなくスムーズに行った。
しかし、もうこれが最後と思うと気がゆるみ、危うくぽかをするところだった。ある人とロビーで話し込んでいると、けたたましく私を呼ぶ声がする。瞬間「あ、影アナだ!」と分かりものも言わずに舞台袖に駆け込む。「只今から10分間の休憩を頂きます」というたったこれだけのアナウンスだが、やっぱり私がやらなくてはいけなかったのだ。舞台監督が「私がやろうかと思いましたよ」と笑ってくれたのが救いだった。ふ〜っ。
まあ、こんな調子で全てが終わり、一気に後片づけに突入。それも終わって帰宅したら11時。シャワーを浴びて着替えて、またまたお迎えの車に乗って打ち上げだ。
みんなの懺悔タイムであり、感謝タイムのこの時間が、やっぱり大事だが、古いメンバーが以前と少し様子が違う。年とったなあ、みんな。疲れて疲れて、お酒の回りも早い様だ。かく言う私も疲れの極致。何を喋ってるかが分からなくなった位だ。、、、ようやく終わった。午前2時半。

 

 

« やっぱり泣いた! | トップページ | さても、、 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 何ともはや、、、。:

« やっぱり泣いた! | トップページ | さても、、 »