ああ、サンポートホール
会場費の前払いを2ヶ月前にやらされる自体が、信じられな〜い!その上に、まあ、手続きの細かいこと!全体のシステムが、手際の悪くなるようになっていて、えらいこと時間がかかり、私とKさんは余りにへとへとで、ラーメン屋で一服。(喫茶店でないところが、私達なんだ)いつもすんごい行列のお店が、さすがに変な時間のせいで、するっと入れた。まあ、ここで胃袋が満たされたため、怒りは減少。次なる視察へと動き始める。今度は看板の設置場所を決めろと言うわけだ。このおそろしく分かり難い建物の、どこどこに看板を立てるべきかを見学して廻ったが、相当な数の道しるべが無いと、皆さん迷子になることが判明。しかも全て自前で、立て看板の一つも備品として準備されてない。いくつもあるエレベーターやエスカレーターの全てにプラカードを持った人を置くか、看板が必要。地下の駐車場からが、きちんと誘導しないと間違うエレベーターに乗ってしまうため、誰かが、そこにも居る必要がある。地下駐車場にあるエレベーターは4機あるところはストレートにホールまでたどり着けるが、2機しかないところは、別のビル、即ちシンボルタワー塔へと出てくる。1階で降りたら、もう一つのエレベーターかエスカレーターに乗り換える必要があるのだ。おいおい、どうなってんの?何のためのこの不便?
リハーサル質や練習室の充実は素晴らしい。完全防音室である。が、そんなに頻繁に使われている様子はない。オープン当日の見学の時のにおいがそのまま残っている。アレルギーの人はきっとダメだろうということで、娘の公演はこの部屋をキャンセル。
使われてないもう一つの理由は、駐車場だろう。いくら使用料が少なくても、駐車場にかなりのお金がかかる。結局は高くつくのだ。
帰りに偶然立ち寄った市会議員の家で、その話になり、何とか出来ないかと聞いて見るも、県だとか、いろいろ問題があり、簡単にはいかないんだそうな。ふ〜む。もったいないおはなしだ。
もったいないと言えば、だれも使ってないフロアにもクーラーが入っていたのはなじょしてえ?設計上のことかなあ?とKさんと話しながら、帰っていると、あ、バッグがない!あの重たい扉を開けるのにバッグを一度下に置いたのが間違いだった!ぎょへ〜っとばかりに又係の人に鍵を開けて貰い取りに戻る。やっぱり、なんかドジをするなあ。
しかし、最後に行ったシンボルタワー開発(株)の担当者の方は、物事が完璧に理解出来ていて、素晴らしく洞察力もあり、合理的に話しを進めてくれて、初めてすか〜っとした。本来このホールが果たすべき役割という物をきちんと分かった上で、消費者のニーズに素晴らしく明晰に答えてくれる。必要なこととそうでないことが説得力を持って話されるので、イヤな感じが全然無い。帰る道々、我々は初めて有能な人と出会ったねえ、と感心しながら4時間近くもいたビルを後にした。
しかし、疲れたあ!