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2004年4月30日 (金)

それでもオペラ!

 本日県外のオペラ歌手とお話しする機会があった。一人はある会社の経営者でもある。二人のソプラノは私よりかなりお若いせいもあるが、意気軒高で、夢がいっぱいあって、兎に角元気。何故オペラか?と自問自答する中で、我々はオペラの持つ、人間を昂揚させる力についてたくさん語り合った。その舞台の成功のために自分から離れ、全体を眺められるということの大切さを、確認し合った。彼女曰く「オペラをする人は、まず究極の技術を磨かなくてはいけない。そして心を磨くことが同じくらい大切である。で、舞台に立つことでしか、完成させられない、、、」全く仰せの通り。
この方が教えた人で、普通のサラリーマンがリストラされて一度職を失い、暇が出来たとオペラの合唱に入ってきた。8ヶ月の練習の後初舞台となって、終わった後、かれは命を吹き返したそうな。生きる元気が出て、再就職したという。、、、そうなんだそんなこともあるんだ。

 

 

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