晴のち晴
本日初めて、息子のお相手のお宅訪問。出発前はやたら緊張して、あ、靴下が違う、あ、ベルトしてないなどと出たり入ったりしていた父親は、本番には強かった。結構父親してるじゃん、と内心想いながらも、私は長い間正座なんかしたことがない為、段々しびれてくる足に気もそぞろ。後で聞けば息子も内心親父が失言せぬかとはらはら状態だったとか、、、。一人落ち着いていたのは若い彼女だけ。いつものようにゆったりとにこやかにお茶など入れてくれる。あちらのご両親も、矢張り可愛い娘を手放すことが実感として迫った感じがあり、これまた別な意味での緊張があったのだ。、、、しかしまあ、滞りなく一連の会談は中身もそこそこ充実して終わった。私は足のしびれが上手く治まったときがご辞退の時で、ほっとする。車に乗るやいなや、三人とも「疲れたぁ〜」と叫び、今日は何かおいしいモノ食べに行こう!と珍しく意見が一致。おばあちゃんを誘っての会食となる。この母も事の顛末を聞きたくてうずうずしていたから、待ってましたとばかり乗ってくる。いろいろと報告しながら、まあ、ホントに良かったと食事も進んだ。
この時珍事が発生。
車を止めて店内にはいると、私より一足先に店内を知らないで座っていた家族の座席が気に入らなくて、別なところに変えて貰ったら、ナントそこのすぐ隣の席に、息子の小学校時代の恩師がご家族でお食事中。思わず立ち上がっての挨拶となり、しばし昔の思い出話など、、。この先生はいわゆる熱血先生で、生徒に絶大な人気があった人。吾が息子も例外でなく、20年以上経った今でも、しっかり覚えている先生だ。この先生から影響を受けて、研究ではなく、教えたいために大学に就職したのだと息子はいう。私の思い出はと言えば、参観の時「次ぎに娘の所へ行かなくてはなりませんので、、」と腰を上げると「ほう、娘さんがいたんですか。娘さんも変わってますか?」と聞かれたのが今でも頭に残っている。いやホント、面白い先生だった。少しの会話だったが、今も魅力的に歳をとられている。、、、人生の出会いとは大切なモノだ。
本日息子関連の、晴天の一日だった。
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