やっと観られた。
「ラストさむらい」に母を連れて行く。サティで迷子になったかと、母を訪ねて三千里、ではないが、かなり走り回ってほとほとお疲れのまま入場。案の定最初は眠くて仕方がない。でも、段々面白くなってきて、話しの中にぐいぐい引き込まれていく。ん〜んトムクルーズはやっぱりカッコいい!渡辺謙の一応ファンなんだけど、二人のツーショットが多いせいで、どうも、謙様よりトムクルーズの方に目が行ってしまう。同じ静止の表情でも、彼のはとっても豊か。謙様はちょい薄っぺら。おそらくは、日本という土壌で育った日本人と、白人世界で育ったトムの生活習慣の違いもあるだろう。先日の我が家の珍客、あの小さなモーリーでさえ、ホントに表情豊かだったんだから。まあ、その対比が面白いと言えばそうなんだろうが、アカデミーを逃したのは何故かという、一つの答えを見たように思った。
意外だったのは、母がもの凄く感動していたこと。私が幼い頃は、毎日映画に行っていた母を覚えているが、帰りの車の中で、台湾に住んでいた頃も、父と手をつないで毎日のように映画館に通った事を聞かされた。となると、今吾が娘が芝居の道に入っているのも、DNAのせいかもしれない。84歳になっても嫌がらずに映画館に付いてくるのは、まあ、娘の私にとっても有り難いこと。しばらくさぼっていたが、この手の親孝行もせずばなるまい。
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