それにしても、、、
思い出すのは「あんずかれ〜」。解説は「アン疲れ〜」なのだが、娘にそう言うと「どうしても、あんずカレーに聞こえる」んだそうだ。いやはや、あの台風おばさんには参ったが、ナ、ナント「今度は桜の季節に行きたい〜」との電話があったのだそうだ!あたしゃ知〜らないっと。、、とととと言えたら良いんだが、これがきっと言えないんだよなあ。でも、今度はこちらも賢くなってるから、彼女に冷蔵庫を明け渡そう。寝床も材料を置いてお好きにどうぞでやって貰おう。たぶんその方が良いんだ。なにも彼女を嫌いというわけではないんだから。お互い無理をしない関係を作るべきなんだ!だ、だ、だが、明日我が家にお越しになる方々は、初めての四国、初めての高松、初めての我が家なんだなあこれが。てえことはあ、思いっきりお客さんになっちゃうんだよなあ今回も。ふ〜っ。一応ねぐらは整えたし、食事の段取りも済んだ。アトは思いっきり私の留守を汚してくれてる同居人の後始末をしなくては。、、だのに明日は朝からシェイクスピアとシャンソン教室なんだなあこれが。そのアトすぐに駅までお迎え。そうそう、英語の単語を思い出しとかなきゃ、、、全く一夜漬けの試験みたいだなあ。
この元気を支えてくれてるのはあの上京の日々のご馳走のせいかもしれない。ふっふっふ。思い出してもよだれが出るなあ。あの最後の晩餐のイタリアンのおいしかったこと!鎌倉の路地の先、隠れ家みたいなたたずまいの古い日本家屋を改装した趣のあるレストランだった。踏み石に乗り、板の間に土足のまま上がる。しゃれた暗褐色のテーブルに着くと、ハムサムな若者がオーダーを取りに来る。物腰は柔らか過ぎず、乱暴でもなく、程よいムードの店にマッチした心地よい声。出てきた料理がこりゃあ美味!最近食べたことのないおいしさ。がやがやと入ってきたのが、どっかで見たことのある、芸能人かナンカ知らないが有名人。らしい感じ。華々しく食べのみ、語り合って居るソバを、我々も満足して退場。ヒンヤリした夜気がワインで上気したホホに気持ちが良い。枯れ木を上手く使った升目の庭を通り後ろ髪を引かれる思いで帰路に着く。いやあ、娘が運転してくれるとこんなに良いことがあったなんて!もっと早く気付くべきだったか。
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