旅は道連れ世は情け、、、。
今年最初のシャンソン教室岡山。滞りなく終わり、フェリー乗り場でホット一息。待合室から出ようとすると、目の前を楽器を持った人が歩いていく。まさかなあ、と思いつつ、しかし後ろ姿が似てるなあ、と付いていくと、彼も私の視線を感じたのか振り返る。「あっ!」と同時に驚いて、「どうして?」とこれまた同時に指を差す。彼はマンドリン奏者で、私の番組にも何度か出て貰っている人。彼の開く牡蠣パーティに毎年呼んで貰っている仲だ。久しぶりだからと、帰路は寝るつもりだったが変更して向かい合わせに座り、近況を話し合う。彼は相変わらず超多忙。演奏会も頻繁にしていて、大体月1,2回だとか。多いときは毎週演奏会だそうだ。宇野はレッスンに来ているらしい。そこで、二人で盛り上がったのは、兎に角高松のホールの使用料が高い、ということ。彼に寄れば、東京よりも高く、使いにくさは日本一ではないか、ということ。やっぱりなあ。みんなそう思ってるんだ。その点玉野市は安いんだそうだ。これは考えないとなぁ。こんな事では文化芸術が育つはずがない。議会で進言して貰うしかないのかも、ということになる。
そんなこんなで、あっという間の1時間だった。間もなく高松港というところで彼に電話が。暗い調子で喋る彼の様子に誰かが亡くなったことを知る。聞けば50代後半の人で、矢張り演奏家だそうだ。やれやれ、、、。最近彼が関わって出たCDを1枚購入。古賀政男メロディーを香川出身のソプラノ藍川由美さんが歌っていて、ウイーンで録音した物。彼はそのオーケストラ共々演奏側に廻っていたそうだ。
旅は道連れだったなあ。
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