一目惚れ、、、?
世の中によくぞこんな出会いがあるもんだ。の初体験。たった二日間、まあ、最初の出会いを入れれば3日間だが、この短時間にあたしゃモーリーに一目惚れしていたらしい。本日午後の関空行きバスに送っていき、少しの時間を惜しんでひとしきり玉藻城で遊んだアト、いよいよ最後のお別れ。私がたどたどしく「私がおばあちゃんにならないうちに又会いたいね」というと、彼女の背丈にしゃがみ込んだ私に飛びついてきて、いきなりの頬ずりである。柔らかいその肌と巻き毛の感触。抱きしめると無くなりそうな身体が私の涙腺を刺激した。いくら我慢しようとしても涙が止まらない。母親のメリッサがバスに乗る前にもう一度さよならしなさいと言っても、彼女は全然振り向かない。父親が「彼女はとても寂しいんです」という。分かってます私も。と言いつつ彼らにも挨拶を。やがてバスが動き始めるまで窓際のモーリーが私をじっと見つめる。私は今まで誰とも経験がないくらい長い間見つめ合った。ついさっきまで公園の中を手をつないで走っていた私達。思いっきり小さい松ぼっくりをこれがモーリーと手渡すと、負けずに探してきて「MITI〜KO」と大きいのを渡す。充分とは言い難い会話の中で、笑い声に満ち、心と心で繋がった私とモーリーだった。こんな幸せをもらった私はなんて果報者か。きっと私は彼女のことを忘れないだろう。あの子は天使だったのかも知れない。
« だめだ、眠い。 | トップページ | 素敵な日本語、愛くるしい! »
コメント