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2003年6月15日 (日)

小旅行。

女4人組で琴平は「紅梅亭」へ1泊の小旅行。近場のお出かけも余り疲れなくて良いかと思ったから、兼ねてから噂の高いこのホテルをインターネットで予約した。噂に違わず良いお風呂、たっぷりのご馳走、丁寧な応対、、、と申し分ない。今回は、家庭問題で悩んでいるYさんを慰める会だったが、、、、少しは彼女も楽になったかと思う。最初はこんなちゃっちいもの、と気が乗らなかった「足湯」も意外なほど体が軽くなる。時代劇の映画でよく見る、宿屋に着いたときに桶で足を洗ってくれるというのは、旅人にとって何よりのご馳走だっただろうと、改めて思う。夕食の多さにやや辟易。これは明日は絶対運動しなくっちゃ!といいつつ布団に入る。で、止めときゃいいのにマッサージを頼んだ。私の担当がまた若い男性で、マニュアル通りの人。痛いの何のって、必死で我慢するが、ついに途中で「もう少し軽くして欲しい」と告げる。が、余り変わらず。何となく明日のイヤな予感が、、、。それに引き替えMさんは「気持ちいい」を連発。こちらはどうもベテランらしい。いいな、いいな。
今日は最悪。表に散歩に出たとき、何かの糞を踏だしなぁ、、、。なんてことがありながら、かしましいを通り越して、女4人が、きゃっきゃっとはしゃぐ。
 しかし、この調子なので、この日はなかなかYさんの心の奥底まで踏み込めず、じりじりしていた。ひょっとしてこのまま問題に触れずに「楽しかったね」で別れるかと思ったが、深夜になって、ぼちぼちと彼女の告白が始まる。悩みがかなり深刻なことが分かってくる。、、、私の仕事は、兎に角全てをはき出させて上げることだった。どんどん時が経ち、早くから高いびきのMさんと、息を殺して、寝たふりをして全てを聴いているOさんをよそに、私達は話し合った。時には涙ながらに、どこまでも話し続けた。彼女から「もう寝ようか?」という声がかかるまで、、。
しかし私の地獄はそれからだった。レム睡眠のタイミングを逃してしまい、全然眠くない。やがて3人の寝息が聞こえる中、七転八倒。なんとか寝ないと、明日の運転に支障が、、、。と焦れば焦るほど目がさえる。明け方になってようやくトロッとしたが、もうよれよれ。お願いだからと、ギリギリまで寝かせて貰う。あ〜あ、入眠剤を持ってくるんだった。

 

 

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