ウラジミール・オフチニコフという人。
彼はロシア人でピアニスト。本日高松テルサにて、素晴らしい演奏を聴かせてくれた。私はいまだかつて、こんなリストは聴いたことがない。ものすごく大柄な、といってもスマートだが、彼の手は遠目にも大きいことが分かるほど。その長い指が鍵盤を滑るとき、私は別世界へと誘われた。彼の格調高く、熱い演奏は彼がただ者ではない人だということを、私に思い知らせた。ほんとうに凄い音楽家だ。こんな良い演奏会にも、空席が目立つ。もったいない話し。この」演奏会の宣伝を「オペラ大好き」の番組でやったところ、たくさんのチケットプレゼントの応募があった。その中に「保育施設があるとのことで飛びつきました」というのがあったが、ホントに、こんな良い演奏会を、子供が居ると言うだけの理由で、聴けないなんて、、、、やっぱりこの運動は是非続けて欲しいなあ。
頭の中にピアノが鳴り響いている状態のまま、お風呂屋さんに行く。高知からのお客様を同伴しての一時。いい汗をかき、帰宅して呑むビールのおいしいこと!本日は「生きてて良かった!」の一日だった。
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