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2003年6月19日 (木)

「風の舞」

 このタイトルに惹かれ、主人公の塔さんに惹かれ、行ってきました上映会。予想通り、県の主催の全くもってダサダサの展開。まあ、私のいとこ(青松園の園長なのだ)がスピーチしたので、あまり言えないが、映画までの前置きの長いこと長いこと。やれやれ。
 映画はドキュメンタリータッチで、少々解説があり過ぎか。折角映像にしてるんだから、黙って塔さんの姿を追うだけでも見てる人に訴えたでしょうに。兎に角全体にやかましい上映会だった。
、、、それにしても塔さんは良い。吉永小百合の詩の朗読は良い。その二つでいろんな事が帳消しになった。塔さんがあれだけの詩人になれたのは、あの過酷な人生があったればこそかもしれない、と思うとき、神様はずいぶんと残酷な試練を与えられたモノだと思う。しかし、塔さんの笑顔がアップになったとき、過酷な試練をくぐり抜けた人間の、自信に満ちた優しさを感じたのは私だけだろうか。その手に触れて、その声に癒されたいと胸が詰まった。

 ただ今、横浜の娘から電話。「お母さん、生きてたの?」である。何故か私が夕べ深酒したのを知っている。でも、8回吐いたと言うことは、中途半端な数字。「なんで知ってるの?」とマジに訊くと、さんざんバカにされた。どうやら夕べ娘と私は40分くらい電話でしゃべったんだそうな。それでその時点では8回だったんだ。まあしかし、完全に忘れてた。こんな事があるからお酒は怖い。
それにしても、今日は異常に身が軽い。胃も痛くないし、まるで夕べのことは無かったかのよう。
あなふしぎ!!てへ。

 

 

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