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2003年6月

2003年6月30日 (月)

睡眠薬とは効くもんだ!

 夕べ、余りの疲労困憊のせいか、一睡も出来ず、何度も起きたりラジオを付けたり水を飲んだりと白々と夜が明けるまで悶々とした。眠れないとはこんなにもつらいもんかと改めて、、、。友人から病院に行けとのご命令で、早速出かけて眠剤を頂き、それを飲んで兎に角寝なさいと言われ、素直に従う。、、するとこれが又効きすぎて、いつまでも起きられない。ようやく午後8時に起き出して、ちぇちぃの練習に行く。今日はみんなの動きを付けることになってたので、どうしても行かなくてはいけなかったのだ。まあ、しかしだるいのなんのって、身体が浮遊している。ようやく何とかやって帰ってきたが、この調子だと、また今夜もぶっ通しで眠れそう。薬とは凄いモンだ。
 昨日の公演を思い起こせば、そう言えばぽんよよさんとも話したし、色んな人に会ったなあ、、、。無我夢中で動いていたから、記憶になかったが、ゲストブックに書き込んでくれて初めて思い出した。打ち上げは行かなくて正解。なんと11時半から始まったそうな。みんな若いなあ。すごいなあ。昔は私もそうだったんだけどなあ。いつの間にか歳くっちゃった。
 本日はついにシェイクスピアの講義にも不参加。昼食会も友人にお世話を頼む。あれこれする予定も全部キャンセル。ん〜〜〜、これで良いんだけど、私らしくない。まあ、今夜ぐっすり寝たら、明日は快復してるだろう。
 そう言えば昨日の夜公演で若い母親が二人の子供を連れてきていて、その子達が騒いでも全然平気そうだったのには驚いた。係が注意して連れ出すまで、平然としていたらしい。人に迷惑をかけてるという意識が全くない。これってどういうこと?見れば美しくお化粧した若い母親。何の挨拶もなく母子室へと誘導されていく。あまりのことに吾等が中年族はただあっけにとられて眺めるのみ。一体どういう神経の持ち主なのか、、、!こういう母親に育てられる子供達はどんな風に育つのか?暗澹たるものがある。日本には何処にも「やってはいけません」式の表札が多すぎると何かで読んだが、これでは、場内放送で「お子様にご注意下さい」という方が良かったのかも。やれやれである。

 

 

2003年6月29日 (日)

終わった。

 一応やるべき事は全部やった。友人達が今回も助けてくれた。いざというときの頼もしい人達。体調不良を理由に、打ち上げに行かずに速攻で帰ってきた。シャワーを浴びてようやく人心地がつく。この付き合いの良い私が打ち上げに参加しないのはよくよくのことと、きっと分かってくれるだろう。
 裏方の宿命で、殆ど舞台が見られない.出てくる人に感想を聞くのがせめてもの慰め。友人達は「良くなってるね」「段々プロに近付いてくるね」と言ってくれるが、まあ、話半分だろう。長い付き合いで、裏と言えども私の関わってることについて、不快な言葉を使うはずがないから。けれども、みんなが一生懸命本番まで練習を重ね、それこそ血のにじむような努力をしたことは間違いない。みんな別に職業を持ち、一人前以上に仕事をしながらの舞台稽古である。その一部始終を見てきた者にとって、本番は矢張り特別な思いがある。結果は勿論大切ではあるが、ここに来るまでの過程に私は拍手を送りたい。
 思えばこの劇団を立ち上げたのは、私を含む7名。高松市政100周年という一大イベントの出演者有志たちである。その「ウオーターフロント物語」というミュージカルで歌われた「ここにみんなの居場所がある〜、、、」とい歌の精神がそのまま継承されたのだった。10年前のその時も今も、居場所がない若者が大勢居る。何をして良いか分からない、何処に居ればいいのか分からない若者は、決して減ってない。いやいや、大人達だってそうだ。何か手につかみたいと空を切るが、その手を開いても何もない、、という人は案外多いのでは?そんな中で、こうして一つの目標に向かい、全身全霊で打ち込めるのは、、、そういう機会に恵まれるのは本当に幸せなことなんだ。ちぇちぃりぁの活動だって同じ事。
 さあ、次はガラコンサートだ。

 

 

2003年6月28日 (土)

さて、、、、。

今日こそは何が何でも11時に寝る。明日はミュージカルの本番だもの、8時半に迎えが来る。付いたら戦場だろう。あと一息の風邪が、今日もらった薬で何とかなってくれると良いんだけど、、、。頭の隅にはいつも声の事、音楽会のことがジクジクしてる。まるで忘れられない恋人のように何をしてても、付きまとう。身体が楽器の歌歌いにとって、これは当然の事なんだが、時々全て忘れられたらいいなあ、と思わないでもない。「貴女は今から絶対歌を歌ってはイケマセン」と宣告されたらどうだろう。ショックだろうが、心のどっかでほっとしてないかなあ、、、、?なんて、相当疲れてるなあ。
さっきの場当たりで、舞台を見たが、ちぇちぃりぁとは比較にならないグレードの高いモノ。支払われる金額が全然違うんだから仕方がないが、ちぇちも、みんなでチケットたくさん売ってこんな格好いい舞台でやれたらいいなあ。
 さあ10時だ。もう寝よう。

 

 

2003年6月27日 (金)

二日目にして、、、。

 本日のご帰還はごご11時45分。帰ってお風呂の準備中にこうしてパソコンの前にいるということは、本日も、アウト!
 今夜は早く帰るつもりで出かけた、ミュージカルの最終練習日。帰れるわけなかった。一通り通し稽古を見て、伝達事項をみんなに伝えなくてはならない。裏方がしっかりしてないと、公演そのものの成功にひびが入る。まあ、永年やってきて、手慣れてきたとはいえ、矢張りエネルギーが要る。ちぇちぃりぁだって、いつもこうして多くの人々に支えられて舞台で安穏と歌っていられるんだ。そのことをメンバーのどれだけの人が理解しているだろう。こうして、他の手伝いをしてこそ、この裏方の大変さがわかるのである。、、、が、みんななかなかボランティアを率先してやろうとはしない。一つの公演にどれだけの人の力を借りなくてはイケナイか。、、、みんなその立場にならないと分からないものだ。
 本日最終と言うことでヴォイストレーニングのK先生がお見えになり、思わず「ん、これは面白い」とえびす顔。こんな楽しい作品に関われたことを素直に喜ばれている。良かった。まず最初のお客さんに評価してもらったようなモンだ。さて、明日は中学生のいがぐり頭を、なんとか宇宙人に見せるようにカットしなくては、、、、。宇宙人ねえ、、、。
 首の後ろにかく妙な汗は、風邪がまだ完治してない感じ。ふ〜っ!なんとか本番に倒れることなくやり遂げたいモノ。
 いや、だから、今度のことも、自分から買って出た訳ではない。降って湧いてくるんだ。だけど、それを受けたからには、ちゃんとやり遂げたいではないか。これって、白いご飯を一粒残さず食べなさいと教えられて、そうして来たことと無縁ではないような気がする。
、、、変かなあ?

 

 

2003年6月26日 (木)

早寝はダイエットより難しい!

 今回のことで、体力が衰えてることを認識したので、早速手を打とうと思う。まず、生活パターンの大改革。占いの先生に言われたように、夜、なるだけ、出来る限り、叶うときは11時に寝よう、、、と思う。外出から11時に帰ることが難しいが、まあ、なるだけ。
しかし、深夜の落ち着いた時間を、朝の、鶏やら裏のわんちゃん達や配達の人達のさんざめく中での作業に切り替える、、、考えただけでもったいない。く〜っ!あの、闇の中でいや増す孤独に身を浸し、さえ渡る頭脳に様々な情報を与えるという、ある種の快感を伴う作業が、今後出来ないとなると、あたしゃどうなるのか?
 まあ、これも人生の諸先輩方が私のためにと提言して下さるんだからして、一応やってみよう。はて?何日続くかはなはだ心許ないが、本日より決行。今日は1週間ぶりの掃除洗濯などでケッコウヘトへトだから今夜は眠れるだろう。、、、といっても、たった今、兄が危篤との連絡で、慌ただしく主人が出かけたので、我が安眠もいつ妨害されるか分からない。
、、、どうやら私にとって、早寝は、ダイエットより難しそう!!

 

 

2003年6月25日 (水)

PIANO PIANO!

 昨夜は久しぶりに5時間ぶっ続けで眠ることが出来た。そのせいだろう。今朝は雀の鳴くチチチという声でさわやかに目覚めた。立ち上がるとふらつくものの、もう大丈夫。、、、と思うが、友人から電話で今すぐ点滴に行けとのご命令。このところ人の言うことに素直に従わなくてトラブっているので、ここは言うとおりに内科に行く。しかし例によって混んでるし、慎重にテスト結果を待ってからということで、結局3時間も病院に居ることに。まあ、これがイラつかず、なすがままに居られるというのも、病人である証だろう。その後、FMの収録のために予定よりも大分遅れてT先生を迎えに行くと、彼曰く「僕は点滴は天敵なんです」という。あの待ち時間がどうにもこうにも我慢出来ない、というのだ。ナンカ、忍耐強そうなのに、人はやっぱり見かけに寄らない。しかし彼の理由はどうも、あの針が刺さったまま何十分もじっとしているのが、神経的に参るということらしいから、ちょっと違うか。でもって、気の毒なことに、狭いスタジオに私と同じ風邪チュウのミキシングのN君の二人に挟まれて、収録が始まったのだが、マイクをオフにした途端3人が同時に咳き込む始末。私とN君は分かるが、何故健康体のTさんまで咳き込まなくちゃイケナイの???で大笑い。もう既に彼は自分も風邪を引いたような気分になってる。感化されやすいというか、やっぱり神経質なんだろう。今日はなるだけ喋らないでいたが、彼が喋ってるときもこの状況がおかしくて時々吹きそうになって困った。まあ、でも、彼が居てくれてホントに良かった。これが他の人だったら、たくさん喋らないといけないから、きっとムリだったろう。
 耳鼻科から内科に変わったら又薬が増えた。苦手だなあ。早く治して、飲まなくて良いようにしなくては、と思い、マーケットでジュースとフルーツを買う。特にあったあった、あのイタリア一人旅行で私の命を救ってくれた「アメリカンチェリー」が。今食べてみるとあのみずみずしさは無いが、味は確かに甦る。どうかこれで、あの時のように元の「みっちゃん」が息を吹き返しますように!とやっぱり祈る相手は食べ物の神様か!?
 

 

 

2003年6月24日 (火)

正真正銘の風邪だった。

 夕べは「悶絶」状態。熱は39度。ひたすら喉が渇き、2,30分毎に水を飲みトイレに、、という繰り返し。声は全く無いに等しい。喉だけでなく体中が痛い。とぎれとぎれの夢の中で、色んな人々に出会う。昔々の幼い頃の風景や、突然未来型高層ビルの中に居たりする。苦しい中で、今度からはムリはしませんと誰かに誓ったりする。全く持って、あやしいではないか。ひょっとしてこのまま気が狂うかと思ったが、朝になって薬を飲むために階下に降り、ヨーグルトと牛乳が胃に収まると、ようやく落ち着いた。やっぱり食べ物が救ってくれるんだ。
 考えてみると何日か前の「深酒」後の醜態は、この風邪が原因だったかも知れない。身体ってものはいつも信号を発しているモンだ。赤信号に気付かず突っ走ってしまったわけだ。日頃薬を余り飲まないせいかよく効くいてる。、少し楽になってきた。今夜が無事なら大丈夫だろう。なんだか、夜が怖い気もするが、、、。
 しか〜し。会長からのお見舞いメールはひどいではないか?!「飲み過ぎと聞いておりますが如何ですか?」だって〜〜!?これってどういうこと??二日酔いが4日も5日も続くわけ無いでしょ!どうも、Mariっぺあたりが怪しいなあ。しかし、T先生なんかもそういうこといいそうだしなあ。またそれをまともに聞くかなあ??ったく!はいはい。どうぜ私はそんなとこでしょうとも。二日酔いは似合うけど、病気は似合わないってこと?!腹が立ってきたら、病気が治りそうな気分。ま、今夜が勝負だろうなあ。
 

 

 

2003年6月23日 (月)

今回はちょ

今回はちょい参った。友人から、「今夜の食事は作るな!」というきつ〜いおたっしがあったので、もう寝ることに。いつもの事ながら、病院へ行くと悪くなる。、、、ぎりぎりまで 放っているからなんだろうが、いきなり病人になっちゃった。しばらく通えと言われてしょげるも、小さい子供が通ってる姿に、ま、しゃあないか。いや、なにが厭って、あの喉の奥に薬を塗られるのが耐え難い。先日たくさん吐いたのを思い出して、ひょっとして、先生のお顔にぶちまけたりしたらどうしよう!!!と思ってしまうのである。明日も昼前の空腹時にしよう。
 本日キャンセルがきかなかった唯一のモノ、シャンソン教室だけはノルマを果たす。やっぱり、はるばる岡山から二人もの方が来てくれるのに、無駄足をさせてはイケナイ。もちろん他の方々も、楽しみに来てくれているんだから。例えこの身が小錦になろうと、休むわけにはいかない。
 さあ、薬も飲んだし、こんな7時なんて時間だけど、寝るがの一番。明日は貴乃花くらいの首になりたいもんだ。

 

 

2003年6月22日 (日)

我が輩も人間だった、、、か。

 声が段々出なくなってくる。如何にコミニュケーションのために声が大切かを、今更ながら痛感。つばを飲み込んだら痛いなんて、生やさしいモンじゃない。首の太さが倍くらいになったように、腫れてる感じ。小錦の首を連想する人もいるかなあ。ん?あの人って、首あったっけ?
 とにかく、本日は「仮面舞踏会」の練習も、「長短」の衣装合わせも、ポップスのライブも、全てキャンセル。本業と家事とに絞っている。が、。一つ短歌だけは今日中に何とかしないとイケナイだろう。明日はまた、シャンソン教室とFMが重なっている。その上ちぇちの練習はきっとムリ。MMさんに伴奏合わせを頼んでるのもキャンセルか、、、。やれやれ。
 本日OHPの機械をKさんから受け取り、H,Mのお二人に、少々短く手直しした台本を渡す。今から、この台本をロール紙に全部書き写してくれるわけで、ホントに有り難い。難聴者のために、劇団タイムステップが毎年やっている字幕スーパーなんだが、これまでは全部Kさんが手話サークルの人達と一緒にやってくれていた。今年はどうしてもスケジュールが合わず、こちらでやることに。なんでも、やってみなくちゃ分からない苦労があるもの。成功してくれると良いんだけど、、、。

 

 

2003年6月21日 (土)

とうとう風邪。

 まあ、風邪というのは細菌が悪さをしてるんだろうが、日頃の不摂生と無縁ではない。、、ちゃんと分かっている。分かっちゃ居るけど、、、なんだなあ、これが。人間分かってることをキチント正しく生きられたら、もっと長生きするだろう。医者の不養生て言葉があるじゃないか。
 さて、病気の日に限って本業が忙しい。疲れ果てて、本日行く予定の「ロミオとジュリエットの募集説明会」なるものに行かなかった。これも運命か。(大げさだなあ)実は隣で高松交響楽団の演奏会もあったのだ。最近こうして、手帳に書いてある予定を削ることが多くなった。やりたいことと出来ることに落差が生じてきている。ムムム。エネルギーが痩せてきた。ボディと反比例。まあ、恩師の言うようにムリをせず、ゆったりと行くことにしよう。
 恩師で思い出した。ギョッ!短歌の締めきりが、、、。一ヶ月のナント早いこと。12首出来るかなあ???昨日の映画の塔和子さんの言葉に「作ろうと思うと詩は出来ない。出来るときは、自然に出来る」というのがあったが、ホームページのゲストブックに書き込んだ「山口潮」さんもインタビューの中で同じ事を言ってる。さあ、私も真っ白な紙を前に、湧いてくる思いを詠んでみようか。いつまでも真っ白だと困るが、、、。

 

 

2003年6月20日 (金)

やっぱり午前様。

 本日風邪気味故、劇団の練習もそうそうに引き揚げてきたにもかかわらず、結局ただ今午前0時を回ってる。又しても日記をさぼると勘違いされない内に書いとこうっと。
 本日はある宗教にはまりかけてる、ちょい判断力の無い女の子を持つ母親から相談を受ける。宗教はやっかいな問題だと、正直思う。親と子というモノはいずれ価値観が変わってきて当たり前で、違うからといって、全部否定する事は出来ないだろう。どの宗教が良い宗教で、どれが悪いかなんてことも、なかなか分かるモンじゃない。、、、しかし、許せないのは、人の弱みにつけ込んだような勧誘だ。今回の場合、多少の知恵遅れ的部分を持つ子にそれと知りつつ近より、洗脳し、それまで大切に守ってきた家族の絆を切断しようとしていること。そりゃあ勧誘する彼らにも言い分はあるだろう。だが、何故その子なのか?と言いたいが、結局はその子がより神仏に近いからとか何とか言うだろうなあ。まあ、ああいえばこういう式の会話にはホントにうんざりしているから、触らぬ神にたたり無してとこか。それにしても、この友人の深い悲しみは癒されるときが来るのだろうか?私とて相談を受ける器ではないと思うし、歯がゆいけど、全く聞いて上げるしか脳がない状態。過去の少ない経験から、少々の事は話したが、最後は愛情じゃないの?と締めくくるも、なんだか後ろめたい。良い方向へ解決を見ると良いんだけど、、、。願うしかない。

 

 

2003年6月19日 (木)

「風の舞」

 このタイトルに惹かれ、主人公の塔さんに惹かれ、行ってきました上映会。予想通り、県の主催の全くもってダサダサの展開。まあ、私のいとこ(青松園の園長なのだ)がスピーチしたので、あまり言えないが、映画までの前置きの長いこと長いこと。やれやれ。
 映画はドキュメンタリータッチで、少々解説があり過ぎか。折角映像にしてるんだから、黙って塔さんの姿を追うだけでも見てる人に訴えたでしょうに。兎に角全体にやかましい上映会だった。
、、、それにしても塔さんは良い。吉永小百合の詩の朗読は良い。その二つでいろんな事が帳消しになった。塔さんがあれだけの詩人になれたのは、あの過酷な人生があったればこそかもしれない、と思うとき、神様はずいぶんと残酷な試練を与えられたモノだと思う。しかし、塔さんの笑顔がアップになったとき、過酷な試練をくぐり抜けた人間の、自信に満ちた優しさを感じたのは私だけだろうか。その手に触れて、その声に癒されたいと胸が詰まった。

 ただ今、横浜の娘から電話。「お母さん、生きてたの?」である。何故か私が夕べ深酒したのを知っている。でも、8回吐いたと言うことは、中途半端な数字。「なんで知ってるの?」とマジに訊くと、さんざんバカにされた。どうやら夕べ娘と私は40分くらい電話でしゃべったんだそうな。それでその時点では8回だったんだ。まあしかし、完全に忘れてた。こんな事があるからお酒は怖い。
それにしても、今日は異常に身が軽い。胃も痛くないし、まるで夕べのことは無かったかのよう。
あなふしぎ!!てへ。

 

 

2003年6月18日 (水)

いやはやいやはや、、、。

 この日恩師から電話があった。「あんた、日記を読んでると身が縮むわよ。いい加減にしないと若くないんだから体こわすよ」というものだった。「はい、はい」と答えながら、心の中で「ふ〜む。今夜も呑み会があるんだけどなあ」とつぶやいていたが、まさかこんな事になるとは!!!
 三越の最上階のレストランでもう何十年も続いているという「ほろ苦会」なるものにゲストで参加させてくれることになっていたのだ。条件は5杯以上ビールを飲むこと。まあ、4杯呑むのが精一杯だったが、(ジョッキ)知人もたくさん来られていて、話しが弾み楽しい会だった。が、その後、Tさんに声をかけたのが悪夢の始まりだった。「いや〜奇遇ですなあ。是非二次会に行きましょう」と誘われてライオン通りのスナックへ。入ってみればナントあの吾等がメンバーのSさんの絵が壁に掛かり、江戸先生の作品集まで置いてある。しかもマスターは私の名前を知っていた。それもそのハズ、毎年クリスマスコンサートに来てくれているそうな!、、てことで盛り上がり、私の前にはいつの間にか水割りとカクテルが並ぶ。水だけ貰いたいと思ったが、そうもいかず。
さて、呑む内に酔う内にだんだん胃の辺りがおかしくなってくる。我慢出来なくなってトイレに駆け込みとうとう吐いてしまう。これはヤバイ。ここで醜態を見せるわけにはいかない、という関係のTさん。しかも私と共通の知人を電話で呼び出してくれたり、と至れり尽くせりなんだが、カラオケでろくでなしを歌ったころから、ますますひどくなる。3回ほどトイレに駆け込んで、さすがにもう帰りたい。Tさんも空気を察してくれてめでたく解散となる。なんとかタクシーで帰り着くも、トイレに直行。さんざんギョッギョとやったあげく、バタンキュー。ところがやおら胃の中が戦闘開始状態に。右を向いても左を向いても兎に角気持ち悪〜。その内トイレがよいが始まり、結局20回以上嘔吐。最後の一滴まで全部出してようやく眠れた。途中で飲んだキャベツーも効果なし。水を飲んでも又それをもどす始末。同居人が県外に1泊で出かけて居たため、のびのびと酔っぱらい女の醜態をさらしたが、こんな時のノウハウを教えて貰う人がいない。ひたすら嵐が過ぎるのを待っただけ。いやあ、苦しかった。二度とアルコールは飲みたくない。、、、と今だけ思うろくでなしの私であった。
 しかしまあ、電話の恩師はあきれるだろうなあ。あの忠告がなんの効果も無かったと。イヤホント。全く申し訳ない。不覚でありんした。
まあこれで、自分の限界が分かっただけ収穫はあったか、、、。いやはやいやはや。

 

 

2003年6月17日 (火)

久々のレッスン。

 7月のガラコンを前に、さすがの私もお尻に火がついてきた。細かく細かく曲を仕上げていくが、自分では気を付けていると思われるところを注意されると、むっとしている私が居る。それを気取られないように押さえているが、きっと以心伝心。先生は何もかもお見通しで、やりにくい生徒だと思っているだろう。20年前とちっとも変わってないと。、、、そうなんだ、声というやっかいなものは自分に聞こえないモンだから、やってるつもりになってしまう。他人が聴くとそれが又よく分かるんだ。だからして、歌の勉強というのは自分との戦いなんである。なんであるが時々その戦いに敗れてしまうこともある。従って、実際先生家業というのは「やってらんないなもう」てところがある。如何に忍耐強く指導してくれているか、、、、ということが最近になって分かり始めた。
 レッスンの後は、バラの花束(旦那様の丹精込めたもの)を抱えてやってきたMariさんとガラコンでやる「落語ペレッタ」長短の打ち合わせ。そうなんだ。何がうらやましいって、彼女が素敵なバラの花をいつでも好きなときにプチプチ切れるらしいことである。「作るのは主人。切るのはアタシ」と涼しい顔していうあたり、ニャントモうらやましいではないか。
 それはともかく、なかなか面白くなりそうな「長短」ではある。せか子のキャラが、余りに本人と似ていて、ちょっと不安だが、いざというときは本人のキャラでやっつけてくれることだろう。素でも充分おかしい人だから!な〜んちゃって。

 

 

2003年6月16日 (月)

小旅行その2.

 今朝は雨。ホテルの側のこんぴらの象頭山が悲しいほど美しく時雨れている。ロビーで珈琲を飲みながら、ぼんやりと飽かず眺める。雨も良いなあ。結局睡眠時間2時間足らずで、ハンドルを握る。小降りになった雨をおして満濃公園、満濃池へと、ことさら明るく出発した。ゆる抜きが済んだアトらしく、池には思ったほど水が無い。この人工的な公園にあれこれケチを付けながらも、どこでも絶対楽しむわれわれは自転車を借りてサイクリングとしゃれ込む。眠りが足りてないのに、妙にハイテンションな私。約10年ぶりにペタルを踏む。坂道を加速度を付け、風を切って走りながら、しばし全てを忘れる。ぐるっとコースを一回りしたら、ケッコウ汗をかいた。現代人はこうしてあてがわれた遊技で満足しなくてはいけないのか。ホントの自然を子供達におしえてほしいが、、、。
今回の旅で高知からのOさんは、結局5件のうどん屋さんをはしごした。もともとうどん大好き人間ではあったが、きっと今回は大満足に違いない。お相伴しながら、食べられるもんだと我ながら感心。お店にそれぞれに個性があって面白い。最後のとどめはMさんのお兄さんが経営してるお店。ここのざるうどんがおいしいんだよねえ。そうそうNHKも取材に来てるんだ。
 高知へ、大阪へ自宅へと解散してから、1時間我が家で仮眠。ちぇちの練習へと出かける。が、楽譜は忘れる。玄関に置いた今日渡すつもりの「長短」のテープまで忘れて出かける。ああ、ホントに疲れてる!
 ららちゃんのカキコではここが一番元気とあったが、とんでもない。ただ今ぼろ雑巾状態。さあ、今夜はねるぞお!

 

 

2003年6月15日 (日)

小旅行。

女4人組で琴平は「紅梅亭」へ1泊の小旅行。近場のお出かけも余り疲れなくて良いかと思ったから、兼ねてから噂の高いこのホテルをインターネットで予約した。噂に違わず良いお風呂、たっぷりのご馳走、丁寧な応対、、、と申し分ない。今回は、家庭問題で悩んでいるYさんを慰める会だったが、、、、少しは彼女も楽になったかと思う。最初はこんなちゃっちいもの、と気が乗らなかった「足湯」も意外なほど体が軽くなる。時代劇の映画でよく見る、宿屋に着いたときに桶で足を洗ってくれるというのは、旅人にとって何よりのご馳走だっただろうと、改めて思う。夕食の多さにやや辟易。これは明日は絶対運動しなくっちゃ!といいつつ布団に入る。で、止めときゃいいのにマッサージを頼んだ。私の担当がまた若い男性で、マニュアル通りの人。痛いの何のって、必死で我慢するが、ついに途中で「もう少し軽くして欲しい」と告げる。が、余り変わらず。何となく明日のイヤな予感が、、、。それに引き替えMさんは「気持ちいい」を連発。こちらはどうもベテランらしい。いいな、いいな。
今日は最悪。表に散歩に出たとき、何かの糞を踏だしなぁ、、、。なんてことがありながら、かしましいを通り越して、女4人が、きゃっきゃっとはしゃぐ。
 しかし、この調子なので、この日はなかなかYさんの心の奥底まで踏み込めず、じりじりしていた。ひょっとしてこのまま問題に触れずに「楽しかったね」で別れるかと思ったが、深夜になって、ぼちぼちと彼女の告白が始まる。悩みがかなり深刻なことが分かってくる。、、、私の仕事は、兎に角全てをはき出させて上げることだった。どんどん時が経ち、早くから高いびきのMさんと、息を殺して、寝たふりをして全てを聴いているOさんをよそに、私達は話し合った。時には涙ながらに、どこまでも話し続けた。彼女から「もう寝ようか?」という声がかかるまで、、。
しかし私の地獄はそれからだった。レム睡眠のタイミングを逃してしまい、全然眠くない。やがて3人の寝息が聞こえる中、七転八倒。なんとか寝ないと、明日の運転に支障が、、、。と焦れば焦るほど目がさえる。明け方になってようやくトロッとしたが、もうよれよれ。お願いだからと、ギリギリまで寝かせて貰う。あ〜あ、入眠剤を持ってくるんだった。

 

 

2003年6月14日 (土)

ウラジミール・オフチニコフという人。

 彼はロシア人でピアニスト。本日高松テルサにて、素晴らしい演奏を聴かせてくれた。私はいまだかつて、こんなリストは聴いたことがない。ものすごく大柄な、といってもスマートだが、彼の手は遠目にも大きいことが分かるほど。その長い指が鍵盤を滑るとき、私は別世界へと誘われた。彼の格調高く、熱い演奏は彼がただ者ではない人だということを、私に思い知らせた。ほんとうに凄い音楽家だ。こんな良い演奏会にも、空席が目立つ。もったいない話し。この」演奏会の宣伝を「オペラ大好き」の番組でやったところ、たくさんのチケットプレゼントの応募があった。その中に「保育施設があるとのことで飛びつきました」というのがあったが、ホントに、こんな良い演奏会を、子供が居ると言うだけの理由で、聴けないなんて、、、、やっぱりこの運動は是非続けて欲しいなあ。
 頭の中にピアノが鳴り響いている状態のまま、お風呂屋さんに行く。高知からのお客様を同伴しての一時。いい汗をかき、帰宅して呑むビールのおいしいこと!本日は「生きてて良かった!」の一日だった。

 

 

2003年6月13日 (金)

ミュージカル、の主体は音楽だ。

 本日は公演まで2週間となったタイムステップの稽古につき合う。いつもより追い込みの時間が短いように思うが気のせいか?まあしかし、パワーはすごいと思う。8時に行けばそこそこ見て帰れるだろうと思ったら、なんのなんの終了は12時前。く〜っ!疲れる〜。その間ず〜っと緊張を余儀なくされているのだから、あとで、みんなにダメ出しをするという「お仕事」があるもので、いい加減には見られないのだ。ホントは歌のダメはもっと出したいところだが、矢張り、作曲家やヴォイストレーニングの先生方が付いていて、その指導に従っている彼らに、余り立ち入ったことは言えない、と思う。しかし、本番の成功を思う気持ちから、言わずには居られない。折角若くて、声も持ってる人が多い中、それが充分発揮出来てないと、つい言いたくなる。ままよ、とばかり、言いたいことのほんの一部を言って帰るも、不完全燃焼。まあ、中ではちぇちのA君はちゃんと歌ってくれている。そりゃそうでしょう。あれだけオペラの特訓を受けてきて居るんだから、他の人と同じではイケナイ。出来て当然。まあ、しかし、もっとやれるはず。、、、と感じた。
 ダンスが歌とケンカをしないで、うまく融合してくれれば、ミュージカルは輝きを増す。オペラに於ける芝居と歌の融合と同じかも知れない。ともかくそこに音楽が入るということには、ちゃんと意味がある。そこで歌うには歌うだけの理由がある。そこを飲み込んでいたら、もっともっと、良い芝居が出来るだろう。
 ところで、この練習の佳境にあって、Mariさんから電話。ちょうどその時芝居のジョークで役者が「カラオケ」を歌っていたのだ。多分彼女が誤解するだろうなあ、と思いながら受話器のスイッチを押して立ち上がろうとしたら、足がしびれてなかなか立ち上がれない。立ち上がってもしゃべれる位置まで移動するのが大変で、結局そのカラオケ部分を多分彼女は全部聴いたのかも。ようやく、もしもしというと、「か・ら・お・けですかあ?」とにやにや状態の彼女。んなわけないっしょ!あたしゃこき使われてる真っ最中なんだっちゅうの!全く間が悪いったらありゃしない。

これから、追い込みに入る、、、と言うことは私も大変かもお、、、。体力付けるべし。しっかしただ今午前1時。こんな時間に食べるのはなあ。ビールで我慢しとこう!!

 

 

2003年6月12日 (木)

収録。

 今夜は、ある男性とFMの収録。殆ど彼のことを知らないために、私の好奇心はギラギラ状態。いつもの調子で楽しく会話が進行するはずだった。だいたいお相手のことに好奇心を持たないでは、こんなトーク番組は成立しない。、、が、本日はやってしまった!彼の家庭環境について、つい訊いてしまったら、なかなか電波に乗せるにはきついモノがあったというわけだ。あとから、ミキシングの人に編集をしてもらい、その部分はオンエアしないことに。やれやれ、久しぶりのハプニングだった。
 しかし、考えてみるとこんな風に、口から一度出たモノを、あたかも無かったことのように出来るモンなら、こりゃぁ便利。手紙を書き直すことが出来るように、喋り直す、なんて事が出来たら、どうだろう?まあ、言葉というモノは、ひとたび口から出て、相手の耳に届いたらそこを消去しなきゃイケナイ。ということは脳を何とかするんだ。でも、頭に留まっていないこともある。すぐに心まで落ちてしまう言葉もある。これは未来社会でもやっかいかも知れない。というか人間が人間である以上、ムリだと思う。そうなんだ、人間には心があるからやっかいなんだ。脳の回復は早くても、心の回復は時間がかかる。、、、なんてアホなこと考えながら番組を作っていた、不埒なわたし。帰りに彼にせめてものお詫びに「うどん」をご馳走。ここが又おいしいのよねえ。しばしうどん談義。訊いてみれば、うちの息子と同い年。は〜っ!よそ様の子はしっかりしてるう。
 
 まだ、あのラケットの出番がない。今年は虫が少ないのかなあ?しかし人間て残酷だなあ。自分に都合の悪いモノは何としてもやっつける。そうしてより快適な生活を求める。所詮人間とそれ以外の生物は共存出来ないのかも、、、。可愛がってるペットから病気をうつされる例がよく本に出てるが、時間をかけて信頼関係を作っても、生理学的なモノはどうしようもない。
 ところで、この人間の残酷さ、生きてるモノを殺して食べて生き続けるということについて、宗教家はどう考えるんだろう?一度、あの谷口神父にお話を聞きたいような気がするが、、、、。
 

 

 

2003年6月11日 (水)

変なモノ、効果未だ分からず。

虫取りラケットついに到着!さっそく使おうと思うが、一向に、蠅も蚊も現れず、おばばさまと旦那さまが、めでたくこれに引っかかった。「うわっ!」「あたたた!」がその時の奇声。要するにラケットの網の部分が電線になっていて、そこに電流が流れる仕組み。これがかなり強烈で、さぞや虫たちもこれで一撃出来るに違いないと思わせる。本日友人のYさんが、自分も是非欲しいと言って帰ったが、とどのつまりは、虫ならぬ、人間二人の反応を見てのこと。あれはオークションだから、また買えるかどうか分からないが、努力してみよう。まあ、しかし「変なモノ」購買病は伝染しそうだから、余り吹聴するのは良くないかな?多分、私同様夜な夜なこの病気にかかってる人が日本中に大勢居るんだろうなあ。その内ホントに掘り出し物に会えるかも知れないが、、、。そこにたどり着くまでに相当投資するかも。
 さて、夕べは結局3時半までかかって「名刺」を作ろうとしたが、挫折。本日ようやく完成した。あくまでも自力で!何度かヘルパーさんにSOSをと、電話機を持ったんだけど、「いやいや、自分で勉強しないと又すぐ忘れる」と思い直してやってみた。パソコンもケーキ作りと同じで、テキトーでは出来ない事が判明。手順を踏ん
で、一から順番に根気よくやれば、出来た!すごい。あ〜自分で自分をほめて上げたい!、、、でもこれって、去年は出来てたことなんだよなあ。ということは、単に物忘れがひどくなってるだけか、、、グスン。あ〜あ、進歩無し。か。取り敢えず「名刺」は出来た。バンザーイ!

 

 

2003年6月10日 (火)

つくずく機械音痴のワタクシであった!

 ただ今ヒステリー状態。寄らば切るぞ、じゃないけれど、かなり頭に来ている。幸い、深夜3時半というこんな時間に起きてくるような同居人ではないから、安全なんだけど。要するに「名刺」をちょい凝ったモノを作ろうと、思いつきで始めたら、あと少しらしいところでさっぱり印刷出来ない。インクが無くなり補充したが、何十枚も失敗。意地になって殆ど5時間近くやってる。なんで出来ないの!?と唸りながらの作業。あ〜あ、基本が分かってないから、こんな事になるんだ。手探りでやるには限界がありそう、と今になってようやく諦めたが、ムシャクシャしている。このまま眠れるだろうか???きっと眠るだろうが、情けないなあ。明日は問題解決しよう。と、頭の中に数名のヘルパーさんの人々の顔が浮かんで来た。
 それにしても寒いなあ。変な気候。ワインがちっとも効かない。もうちょっと呑んで寝ようっと!
 

 

 

2003年6月 9日 (月)

月曜日はチョー忙しい。

 兎に角定休日の月曜日は、朝も早からやることが山積み。本来なら、休息のための休業日に、走りまくっている。まず日赤に診察に。保険証を忘れて100%支払うも、後日返して貰えるそうな。ふ〜っ。しかし、保険がないと、医療費ってほんとに高いなあ。待合室にナント2時間。ちゃんと仕事を持っていったが、眠くてたまらない。「タイムステップ」の台本を、OHP向けに要約するという仕事があって、ちょっとの時間を利用しては取り組んでいる。が、この作業、眠くなるなあ。お昼「かやくうどん」を院内の食堂で食べる。「やっす〜」の280円。しかも、なかなかおいしい。ふ〜ん、みっけどんもこの職場でこれ食べてるのかなあ?職員は別なとこかな?などと考えながらおつゆをすする。そこを出たら、オーパーでシャンソン教室。9月の発表会で、熱気が!まあ、みんなうまくなったなあ。これで舞台度胸が付けば良いんだけどなあ。少しづつ少しづつか。しかし、Mさんには感心する。前回のアドバイスをしっかり自分のモノにしている。こうなってくると、もっともっとと深いところまでやりたくなってくるなあ。彼女がうまくなってくれて(今でも充分うまいんだが)コンクールで賞に入ってくれると良いんだけど。楽しみなこと。
 シャンソンのアトは、人生相談。かなり深刻。「悩み」とは結局自分との戦いなんだと思う。誰しも、楽な方へ、気持ちの良い方へと流されていく。その流れに竿をさすのは勇気がいること。そしてエネルギーも。みんなが幸せになったら良いなあ。
 で、旦那の夕食を準備して急ぎちぇちの練習会場へ。本日から「仮面舞踏会」の合唱にソロを入れる。いや〜、呂律が回らない。やっぱりちゃんと練習しなくてはイケナイ。ま、この曲は流石ヴェルディらしく、ドラマティックだし、私好み。もっとしっかりバリッと歌わなくては。あ〜あ、暗譜がいつ出来るかなあ。シャンソンの人達には「暗譜しろ」「暗譜しろ」と言い続けているんだが、、、。
 さて、明日から又本業だ。夜はSさんが「ちぇち便り」の相談に来るらしい。どうやら忙しい一日になりそう。ガンバロウ。ガンバルシカナイ。

 

 

2003年6月 8日 (日)

機関銃の如く、、、。

 練習のアト、こき使われてよれよれのI先生といつもコンスタントに楽しいT先生、それにSさんと機関銃、いやMariさんとガストへ。しっかし、彼女はよく喋る。会って帰るとたいてい彼女の声や仕草が私の頭と言わず耳と言わず、体中に余韻として残っている。このテンションは一体どこから来るのか?ひょっとして血圧が高いとか?今度会ったら訊いてみよう。な〜んちゃって。ハハハ。これ読んで怒ってる彼女の顔や声が既に私の脳裏にビデオの様に流れている。いやはや、なんというか、ご主人お疲れ様!あ、さらに激怒させたかも?!ひゃ〜っ!お許しをお!
 本日の会話のテーマは「声楽は難しい」だった。彼女が白熱するのも当然のこと。英語はなんなくモノにしたのに、なんで歌はこんなにやっかいなの!?てこと。一番の理由は、自分の声を自分が聞けないことにある。英語のようなモノは、正しいか間違ってるか、自分でチェック出来るが、歌はそうはいかない。だから、なんだか割り切れない、もや〜っとしたものなんだ。1+1が2にならないと気に入らない人には、ムリかも。
今までの彼女の人生の中で経験したことのない、かなりとんでもないモノに首を突っ込んだ感じかな?まあいわば、よちよち歩きの子供が、「あれなんでちゅかあ?」「これは?」「どうちてえ?」と訊きまくるようなもの。こんな大人に会ったことがないI先生は目を白黒させていて、T先生の「エネルギーを吸い取られますなあ」に深く頷いておられたのでありんした。フッフッフ。
まあ、あたしゃ外野で、大変面白うござんすが。
 さて、夕べおろし立ての「変なモノ」その後。お風呂の枕が、全くさっぱり、全然ダメ。湯船の下にお尻を付けると、その枕の位置まで頭が届かない。枕に頭を乗せるのを優先すると、中腰で湯船に浸かっていなくてはならず、リラックスどころか、かえって疲れるではないか。案の定、たまたま立ち寄った実家の弟が持ち帰る。お風呂の構造が違うせいかもしれない、というわけだ。せめてそこで使ってくれれば、取り寄せ甲斐があるというもの。、、、グスン。
 本日は家中のゴミを整理、する予定が、余りの量で5分の一位に。しかも有料ゴミが9個も出たため、一個500円だから、4500円もの出費。ウヘ〜ッ!あと幾らかかるんだろう。こんなことなら、無料の時にとっとと出しとくんだった。グスン。
 グスングスンギョッ!の一日。終了!

 

 

2003年6月 7日 (土)

変なモノを、又二つも買っちゃった!

 何かと言うに、一つは、ラケット。といってもそんじょそこらのラケットとは違う。蚊、や蠅のような虫たちをおびき寄せ、やっつけてくれる、、、はずのもの。ぶ〜んといつまでたっても身の回りから消えてくれない蚊の羽音に悩まされることなく、今年の夏は快適に過ごせる、、、はず。もう一つは、お風呂タイムに、ちょっとゆっくりつろぎたいという時用の、お風呂用枕。これから使うんだけど、はてさて、もくろみ通りとなりますか?!どちらもインターネットのオークションで新品なのにすごい安値で、落ちちゃったもの。ラケットは未だ来ないけど、枕は即本日お試しなのだ。、、、しかしこりゃあいけない。まんまと敵の術策にはまってしまったかも。しばらく「変なモノ」買うのはお休みしよう。その辺のホームセンターなんかで、がっくりするほど安く出るかもしれない。「変なモノ」でも「良いもの」ならいいけど。
 本日は、県民ホールでの「オペラこうもりのプレセミナー」なるものに参加した。どっかの偉い先生が来て、あれこれお話しして下さり、「こうもり」が楽しめるように、というモノであった。が、正直、資料だけ貰って帰っても良かったかも知れない、、、と思う。おまけに、昨今の演出について観客からの質問に、オーソドックスな手法こそが、オペラフアンを逃がさない方策である。というご意見を述べて居られたのは、私的には、納得がいかなかった。そもそもオペラが生まれて隆盛を誇った時代と今とでは、観客も、時代の変化と共に楽しみ方が変わってきているのではないか?その時代の人に受け入れられたものが、そのまま現代に通用すると、かたくなに固執するのは、いかがなモノか?文化文明は絶えず変化していくもの。何も、古いモノを否定しているわけではないが、現代にも息づかせるために、様々な試行錯誤があり、工夫が生まれるのは、当然のことではないのか?勿論奇をてらったモノは頂けないが、そこに説得力があれば、それはそれで認めるべきではないのか?日本の伝統芸能「歌舞伎」にも、様々な工夫が見られるように、、、、。オペラを一部の特権階級の人達の楽しみとした時代はとうに過ぎ、今は、誰もが楽しめる時代なんだ。もっと生き生きしたオペラが上演されても良いのではないか?、、、というのが私の考え。まあ、質疑応答の形ではなかったから、本日の講師がどの程度どんなお考えかを、きっちりお聞きしたわけではないので、言葉尻をとらまえただけかも知れないが、、、。
 久しぶりに時間のあったなっちゃんを誘い、Mariさんと、Kさんの4人で、歴史資料博物館でお茶をした。話題はもっぱら家族のこと、特に他人の夫婦間のことは面白いものだ。げらげら笑い通しに笑って、本日の講義の話しは全然出なかったなあ。フフ。こうしたゆったりした時間もなかなか良いモンだった。Kさんもタイムステップのお芝居に行ってくれるとのこと。ちぇちのみんなも、是非A君の演技を見て欲しいなあ。彼、頑張ってるし、面白いキャラだから。
 今夜は驚かされた。メンバーから二組目のカップルが出た。前から噂はあったが、やっぱりホントだったんだあ!「先週結婚しました」だって。びっくらぎょうてん。どうりでこのところ音沙汰がないと思ってたんだ。まあ、何はともあれ、めでたいめでたい!

 

 

2003年6月 6日 (金)

この汗は良い。

 本日はいよいよ月末に迫った「ミュージカル劇団タイムステップ」の照明リハであった。ちぇちぃりぁも随分お世話になってるライフ総合舞台の方々が鋭い視線で彼らの稽古を見ている。そのせいだろう、大分みんな緊張していた。言葉が上滑る。意味が分からないほど早口になる。笑うべき所に笑いがない。自信の無さが、顔に出てしまう。、、などなど。しかし、ものすごい汗、あせ、あせ、、汗がしたたり落ちる。彼らの皮膚を流れる汗を見ていると、正直ああ、良いなあ。と思う。今すぐ仲間に入りたい衝動を感じたりもする。、、、がムリなことも分かっている。第一この遅い時間まで、飛んだり跳ねたりすることに、もう付いていけない。
今夜の稽古で感じたのは、芝居といえども、矢張り声の良く通る、ハッキリした物言いが出来る人は、とても目立つ。その人達の声が余韻となってしばらくは心の中にあるものだから。
ましてや歌になると、余計そうなんだが、なんだか歌声に覇気がない。あのお、、、ご飯食べてます?と聞きたいくらい。
 とかなんとか良いながら、この劇団の良いところは、本番までにきっちりやってのけること!チケットノルマも果たしながらの公演は大変なんだ。フレーフレー!

 

 

2003年6月 5日 (木)

律儀な人、二人目。三人目。

 本日は先週わけあって収録が延びたグロッケン氏と、FM。そのアト、T先生に我が家でコレペティをお願いした。「仮面舞踏会」のウルリカのアリアだが、難しい。好きな歌だけど、ん〜ん。どうなることやら。
 このお二人は奇しくも同い年らしいが、お二人とも若いに似合わず(?)大変律儀な方々。考えてみると私は随分この方々にもお世話になっているなあ。まず、どちらとは言わないが呑み仲間である。(どちらも僕じゃないと言うだろうなあ)
オペラをやるとなるとこの方達の助っ人なくしては実現しないほどの、通である。そのため、みっちゃんのオペラ大好きには何度もご出演頂き、かなりマニアックなお話をしてもらったりもする。
そんじょそこらの音楽教師顔負けの知識と経験を持つ。どちらとは言わないが、授業に音楽関係の本を用いているらしい。こういう力強い方達の城塞に囲まれて、ちぇちも私も、こうしていられる。ホントに有り難いこと!
 で、今日はFMマリノのチケットプレゼントの応募が過去最高に近くあった。中には「夫婦でオペラが大好きです」というコメントの葉書もあって、少しずつ「オペラ振興協会」みたいなこの取り組みにも効果が出てきたことを伺わせる。石の上にも三年が、7年座ってるんだから、ま、当たり前かも知れないが、、、。
 毎週のゲスト探しがケッコウきつい。いくら顔の大きいわたしでも、そうそうは、、、、誰か出ましょう!と言ってくれないかなあ。ほっといてもスケジュールが埋まっていくと嬉しいんだけどなあ。

 

 

2003年6月 4日 (水)

律儀な方、、、。

 演奏会のご協力有り難うと、綾野さんが我が家にわざわざお見えになる。そんなご心配はご無用ですとメールしたのに、、、、だが、ナント楽譜抱えて暗い夜道を歩いていて、溝に落ちたそうだ!ピアニストの大切な腕をしこたま打ったらしく、痛そうだった。弾くのには差し支えないらしかったが、まあ、どこで怪我するか分からない。
そう言えば、私も以前劇団に居たとき、足の指を怪我して、「ママ、ダンサーの足を怪我してどうするの!?」とお叱りを受けたことがあったなあ。、、、誰も信用しないだろうが、これでも、タップダンスを踊ってたんだから。もっとも、ビミョウにタイミングがずれてたようだが。ハハハ。
ピアニストは手、ダンサーは足、歌い手はやっぱり喉だなあ。ホント、気を付けてても何が起こるか分からない。しかし、喉は順調でも、アクシデントに見舞われることがある。以前佐藤陽子さんから聞いた話しでは、オペラが終わってカーテンコールの時、あの舞台の「プロンプターの穴」に落ちたことがあるそうな!他の人が気付かなかったというのが傑作だ。舞台はホント危険が一杯。
心してかからねば、、、。歌詞を忘れるなんていう危険もあるし、、!
7月ガラコンなんてすぐ来るよなあ。

 

 

2003年6月 3日 (火)

ノックダウン!

 今日は朝から調子が悪い。歯が全部浮いてるし、肩は凝る、首は痛い、全身がだるい、、、昼頃やってきた母の話を聞きながらいつの間にかソファで寝てしまった。やれやれ、このむちうちの症状はホントにやっかい。特効薬は無いのかなあ。整体もしたときは良いんだけど、さぼるとすぐ元に戻る。このゆう〜つを墓場まで持っていくのかも。あ〜あ。
 劇団タイムステップの福祉公演で、OHPを使い難聴者の方々が楽しめるようにするという企画がある。これはここんところ毎年やっているが、今年はボランティアでいつもお願いしているHさんが、行事が重なり出来ないことに。、、、すると、ちぇちの頼もしい救い主が「いいわよ」と引き受けてくれた。画面に映すために半透明のロール紙に台本を写していくという作業。書き慣れた人じゃないとかなり大変。いつもながら快く協力してくれる有り難いH/M姉妹に感謝。金曜日の照明リハに行ってくるとしよう。
 やることがいっぱいあるのに、この調子じゃあね。まあ、寝るのが一番かも。あわわわわ。

 

 

2003年6月 2日 (月)

髪かたち。

今日はヘアーメイクの講習会だった。美容師という仕事。ある意味、果てしのない流行との格闘なのだ。ヘアースタイルは勿論のこと、薬液の流行、スタイリング剤に至っては数ヶ月毎に新製品が出る。目まぐるしく変化するのは、一件顧客のニーズに応えているかのようで、実は車のリメイクと同じで、次々と売らんかな商法なのだ。まだ使い切ってないのに次の商品を買ってしまう、というのはよくある話し。「新」という字に弱いのは、日本人の特徴だとか。そこを突いているのだ。
今日は5人のモデルを前に、講師が流行の最先端のヘアースタイルを作っていく。モデルはみんな素人だが、揃ってスマート。その講師は私好みの仕事をしてくれたが、何より、ほめ言葉が上手。彼が(若き男性なのだ)「高松の人はホントに美しいですねえ」「こんなモデルさんだと助かります」「僕のイメージのお母さんとは全然違いますねえ」などなど、、、連発である。面白いことに言われたモデルさん達は一様に段々いい顔になっていく。仕上がった時にはまるでプロのモデルかなんかのように、颯爽としている。、、、そうなんだ。我々の仕事はサービス業。お客様の気分をも良くして差し上げなくてはイケナイ。、、、でも、どうも私は正直でイケナイ。ホントに思ったことはいくらでも言えるが、いわゆる、おべんちゃらはどうも苦手。ただ、その人の持ってる良いところを発見する能力はケッコウ行けてるつもり。それを駆使してオペラやミュージカルをやってきた。一瞬の良い気分より、本質的な良いところを気付かせて上げたい。、、髪かたちが、その人の全てではない。もちろん決まらないと、その日の気分が悪いのは、私も同様だが。
外国映画を見ていると、無造作な髪で自然に振る舞う人を魅力的だと思う。内面の美しさがヘアースタイルと溶け合った時、初めて人物の美しさが極まる。これは男性でも同じ。特に最近の若い人はこの手の魅力を持った人が増えたなあ。ちぇちには居ないみたいだけど、、、。フッフッフ。

 

 

2003年6月 1日 (日)

人生異なもの粋なもの!

本日は目一杯活動した。午後から車を飛ばして、志度へ志度ホールへ、ひたすら綾野真由美さんのピアノが聴きたくて一目さん。ホールに入るやいなや、岡田寛さんの手厚い(?)出迎えを受ける。単にチケットの精算につき合って下さっただけだが。そのうち表から颯爽と現れた岡山のM氏。やっぱりお見えになったか。シェイクスピアの口座に来ているKさんや、弁護士ご夫妻にもお会いする。指定席に座らせて貰えてラッキーだったが、まあ、あのホールでは何処にいても変わらなかったかも。良いホールなのだ。休憩になって突然近寄ってこられた婦人は、以前娘がこの方の息子さんと同じ吹奏楽部で、お世話になった方。今はその息子さんに二人も子供さんがいて、時の流れを感じる。「お互いこれからは好きなことして過ごしましょうね。」というのが最後の言葉。久しぶりで会う人達とは、これが合い言葉となった感がある。綾野さんのピアノは素晴らしかった。何より自然体で、気負いがない。そう見えるところが凄いと思う。なんかその辺のガキ大将集めて一緒に音楽しましょ!ってやってる感じ、といえば言い過ぎか。ハハハ。しっかりデリケートな部分は気を遣って巧みなタイミングで弾くんだけど、決して重くなく、豊かであった。チェコフィルのメンバー達もなかなか愛嬌があって、楽しい演奏を聴かせてくれた。第一バイオリンのひとの厳めしさは別として、、フ。
さあ、終わってからが大変。急遽「私も行く」と言ってくれた付き合いの良いM氏を、私の車に拉致して、11号線に入ったは良いが車が、全然進まない。これが次なる目的地、こけ枝師匠の演劇を見るのでなければ、ウイットに富んだM氏とゆっくり他愛もないおしゃべりに花を咲かせるのは大歓迎なんだけど、どうもこのまま行くと間に合いそうもない時間。ちょっぴりあせったが、新しい道路に迂回してからは、まいっか、の心境に。なんとか開演してすぐの時間に間に合うも、立ちっぱなしの2時間ちょっとはきつかった。満員御礼ののし袋に5円が入ってるのは粋な計らい?お芝居も面白かった。M氏がお隣でかんらかんらとお笑いになるので、私も釣られて大笑いしているのに気付くが、まいっか。と居直る。立ってる分、他人より大声で笑わせて貰ったってわけだ。
こけ枝さんの「芝居なんかこの世に無くても良いモンだ。だけど、、、」という下りはわがことのように身にしみた。音楽だってそう。無くても人間生きていける。しかし、不必要に見えるモノの中にこそ、人間にとって必要なモノがあることをこの台詞が再認識させてくれた。
今日はなっちゃんも来ていたのに、一言も話すヒマがなかったのは残念。ホントに遠い所からこうして律儀に来てくれる。こけ枝さんから、くれぐれも皆様に御礼を!とのこと。こけ枝さんの最後の台詞がうるうるしてたのは、そう思ったのは私だけかしら?
いやあ、今日は2月のガラコンの感動を再びと、綾野さんのピアノに出かけて、その収穫だけでなく、色んな方々とお目にかかれたし、M氏とのつかの間のドライブは粋な出来事。こけ枝師匠の名演技と共に、我が人生に思いをはせたのは異なもの。帰りに母と友人の三人で新しく出来た居酒屋での夕食は、なかなか味なものであった。
さあ、これからぽかぽか温泉で、1週間の疲れを癒すとしようか。

 

 

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