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2003年3月

2003年3月31日 (月)

バックして日記を付けるの巻。その2。

 とうとうすごい荷物がやってきた。一体全体あの狭いところに段ボール80コ分の荷物がどう収まってたのか?本とビデオ以外はなんじゃこれは?状態。娘曰く「トラックごと夢の島に行ってもらえば良かったのに」とは名言なり。、、、というワケで、この日はくたくた。偶然に大洗にお住まいの娘婿のご両親のお優しい計らいで、大変なご馳走になってようやく人心地がつく。ありがたやありがたや。アンコウ鍋のほんとのおいしさを教えてもらった。しあわせ。

 

 

2003年3月30日 (日)

バックして日記を付けるの巻。

水戸の二日目。とりあえず昨日仕入れた布団やら雑貨やらで少しずつ住まいらしくなってきた。なんと、幸せなことにこの水戸で、こちらがご実家のT先生とおデイト。なんか場所が違うところで会うというのも照れるなあ、、、て感じ。ハハハ。しっかりエスコートしてもらってしあわせ。こいつぁ春から縁起が良いわい、、、。娘曰く「大丈夫、親子には見えないから」だって!あったりまえよお!

 

 

2003年3月29日 (土)

水戸は良いところだった。

高松とあまり変わらない。筑波という土地は人工的すぎるという異様な部分もあったが、ここは自然。ここならゆったりと暮らせるだろう。おぼっちゃまも。

 

 

2003年3月28日 (金)

いよいよ明日は上京。

80も過ぎた母親を伴い、飛行機で上京の予定だが、まあ、留守にするということはこんなにもうっとおしいことだった。数日分の食材をと、取りかかるが、途中であほらしくなって止めた。ただ今2,3日分のカレーを煮込んでいるところ。もうこれまで!世の中一人暮らしが便利なようにホントに工夫されているのに、なんでこんなにしなきゃいけないんだあ!とつくづく思う。今の若い人は良いなあ。自他共に楽な価値観を持っている。そうすることでお互いに人生をエンジョイ出来るではないか。しないと決めたらメチャクチャ楽な気分。過保護は夫のためにも良くないと、自分で自分に言い聞かせている。ふっふっふ。
久しぶりの東京、楽しみだが、その前のおぼっちゃまのお引っ越しがチト面倒だなあ。どうせひどい状態なんだろうし、、、やれやれ。
ちょうど桜前線が真上かも。体力が持つかどうか、、、この日記って息子の所からなら、書き込めるのかなあ?

 

 

2003年3月27日 (木)

機種変更。

 携帯電話を機種変更した。少し軽くなり、外に時刻が出ていて時計が要らない。どこからかかったかもそのまま見える。、、、以外にはまだ何処が便利になったのかさっぱり分かってない。これから又、首っ引きでマニュアルとにらめっこ。さてさて、使いこなせるかどうか、、、。「便利は不便、不便は便利」とはシェイクスピアの中の言葉だったか、、、。いやまったく、便利を便利として正しく使いこなすには、不便を山ほど体験して、その内又、新しい便利がやってきて、またまた山ほどの不便と対決しなくてはならない。一体我々は何をしているのか?そもそも便利とは、必要なことなのか?と疑いたくなってくる。、、、とはいえ、今更車も手放せないし、電話なんか無くなった日にはどうしよう状態だろう。こんな時代に敢えて、不便な生活を選択している人のいる事を知っているが、、、まだその境地にはなれない。白髪染めを止められない私の母のようなものか、、、。となると、一生あがいて暮らすのかも知れない。トホホホ。兎に角今から頑張ってマニュアルを読むことにしよう。

 

 

2003年3月26日 (水)

だるい。

朝も飲んだ安定剤のせいで、一日中ぼ〜っっとしてる。血液検査の結果を聞きに行ったが、本日は少々化粧などしていたので、気のせいか昨日より親切丁寧だった、あの先生。ハハッ。んなばかな。で、結局旅行中の分10日分と言って山ほど薬を貰う。さて、今回の遠征は無事終わるかしら?何せ、5日はお花見コンサートなんだから。2時に飛行機が着いて、ぎりぎりだもんなあ。
確かメンバーにお天気女がいたような、、、。

 

 

2003年3月25日 (火)

ダウンしてしまった。

 朝めまいと吐き気に襲われる。どうも体が異常にむくんでいる。(いつもじゃないかって言われそう)兎に角変である。
この日は予約がいっぱいで、本業も休むわけにはいかない。なんとかやっつけて夕方病院へ。案の定血圧高し。精神安定剤なる物を大量に頂く。薬を飲み慣れないせいか、なんと12時間寝てしまった。
さすがにこの日はすっぴんでよれよれでたどり着いた。なかなかしっかりして良い先生だった。やれやれ。

 

 

2003年3月24日 (月)

新会員!

 HIROEって珍しい名前だと思うのにメンバーの中に二人いることになった。お子さんが二人いて、でも歌いたいという、新しいHIROEさん。既に基礎訓練は出来てるらしいから即戦力になるはず、、、。楽しみ。減るのはイヤだけど増えるのは嬉しいなあ。兎に角歌うって事は「有酸素運動」になるし、健康と精神衛生のためにこれ以上良いことはない位のもの。出来れば長く続けていって欲しいなあ。
 今夜の練習はケッコウ充実。人数は少なめだったが、演奏会に向けて良い練習になったと思う。
会長は今日は広島で歌われてるはず。きっとうまく行ったに違いない。お帰りになれば又みんな見て貰わなくては、、、。ホームコンサートとはいえ、60人近くの人が集まるわけだから、ちゃんと練習して置かないと、、、人ごとではない。

 

 

2003年3月23日 (日)

信じるということ。

 「ケサラ」というシャンソンの歌詞ではないが、例え親兄弟、親友恋人と言えども、それぞれ何処まで信じているだろうか。自分自身もある意味信じられないワタクシにとって、この課題は余り突き詰めてみたくないテーマ。でも、つらつら考えるに「信じてる」と思うから「信じてたのに」と裏切られた気分になる。もちろん、信じ合うことは最高に美しいし、尊いことだと思う。だが多分私のこれまでの人生は「信じたい」の連続だったような気がする。本当の意味で100%信じていたら、色んな所で裏切られて、この年まで生きる気力が無かっただろう。(本能的に生きる術を身につけているのが人間なのだ。)それは対象が、別に私を裏切りたくて裏切るばかりではない。裏切るつもりはないが、結果そうなってしまった、、、ということが殆どだろう。その意味では自分自身も、人を知らない内に裏切ったこともあるかもしれない。そう言えばTさんが「人は裏切る動物です」と言ったなあ。Tさんは私よりうんと若い人だが、文学志向の強い人だからこの言葉には深い意味が感じられる。確かに無意識に人を裏切ることはあるだろう。が、やっぱり信じて生きていきたい甘ちゃんのワタクシ。少なくとも、私に関わる全ての人を信じたい。枝葉はどうでも良い。根っこの部分で!
、、、、こんな価値観がマッタク通用しないのが戦争だ。一連のニュースを聴いていて、日本が何処へ向かおうとしているのか、、、、怖ろしくなった。

 

 

2003年3月22日 (土)

今日も午前様。

 今、午前1時20分。眠い。でも頑張って書いておこう。今夜は飛び入りのT先生を伴い、高名な画家ご夫妻と東京のすし職人ファミリー、そして彼らの共通の友人小濱妙美さんとお食事会とあいなった。まず某レストランに予約を入れる。「静かで、落ち着いた場所」を指定した。ところが、アルコールが入り、浅い知り合いからどんどんうち解けて10年来の友のようになるに連れ、声は高くなる、笑い声も激しくなる、おいしい食事のせいで、盛り上がって店長を呼びつけ名刺を強要し、褒めちぎることちぎること!何だ、結局一番うるさいのは我々じゃん?ということに!いや全く、おいしかったしおかしかった。久しぶりに楽しい食事会となった。
 そして、プリマドンナをご自宅までお送りする途中、全く1年ぶりにR・C・ONEでお茶を飲む。随分知名度がアップしたのか混んでいた。つもる話に花が咲き、音楽の面でのアドバイスも受けている内にあっという間にシンデレラタイム。カボチャにならないように慌てて外に出る。まあしかし、彼女は度量が大きい。「私で良ければ力になるから、余り悩まないで」と優しいお言葉。そう言えば彼女は今日偶然電車の中で評論家のOさんと一緒になったそうで、Oさんが「今注目しているのは、二期会の若手と市民オペラちぇちぃりぁです」と言われたとか、、、!これは凄い情報!会長のこれまでの苦労がこれで少しは報いられた、、、と思う。しか〜し、私的にはむしろ、これからが怖い。出来ることしかできないんだけど、気持ちを新たにやるっきゃない!

 

 

2003年3月21日 (金)

お彼岸の墓参り。

私の場合、深夜11:00、丑三つ時とまではいかないが、かなりブッキーな時間帯であるはずが、不思議なことに全然怖くなかった。一人で行ったというのに、、、。カツカツカツと靴音高く参拝したのは、いるかも知れないユーレイ様に私が来たことを知らせるため。周りを見渡せなかったのは足下が暗くて危ないと思ったから。怖かったせいではない、なんちゃって、ゾクッ。しかしあのHMさんが私に入院中に病室でユーレイと話したなんてこと告げなければ、そもそもユーレイの存在自体絶対信じてないのに、、あの人がまさかあんな事言うなんて!グブグブグ、ほんまかいな?

 

 

2003年3月20日 (木)

睾丸無恥なお・は・な・し。

 昨日の日記をよく読み返してみたら、FMで盛り上がった部分の説明が今一足りてないことを発見。補足することに、、、、。そもそも何故男性の睾丸は外にあるか、、、?というと、精子は暖かいと駄目になるんだそう。だから冷やすために外にあるというわけ。しかも、睾丸の皺はラジェーターの役目をしており、兎に角冷やしているんだそう。
逆に女性は体の奥深くに暖かいところに子宮があって、卵子はそこに発生する。、、というのが、話題の中心だった。ミキシングの男の子が顔を真っ赤にして、放送コードに引っかからないかとひやひやしてた様子もおかしかった。ハハハ。
 さて、本日も期せずして睾丸のお話。何回めかになるお絵かきグループの芝居の指導をしたが、中に「お母さんの絵を描いて」という課題に「お爺さんが体を二つ折りにして、股の間から寒霞渓を見ている絵」を書いた人が、その睾丸の中にお母さんがいる、、!とほざいた!いや、のたまわれた。ぎょぎょっ!こういうことしたかったんだと、この絵を見て初めて納得。一気にお上品路線をはずすことに!いやはやいやはや。

 

 

2003年3月19日 (水)

締めきり。

 短歌の投稿締めきりは毎月25日。ところがいつもぎりぎりの速達で、とうとう今年は2ヶ月続きでお・や・す・み。なんてことだ!と我と我が身を後悔の鞭がぺちぺちと叩くものの、出来ないものはしゃあねいじゃん、と開き直る面もあったり、、、、。でも今月は早々と今日出してきた。ああすがすがしい。この勢いで本日は台本を一つ仕上げなくてはならない。時間が経つのはなんでこう早いのか?
 夕方は占いの先生とFMの収録。ベートーベンの運命を聞きながらのトークは、大いに盛り上がったなあ。現代は「不妊症」の人がやたらと多いらしいが、その原因は男性の暑がりと女性の冷え性が組み合わさった場合だとか。地球の温暖化がそれに拍車をかけているそうな。
本日の収穫「運命は変えられる」てこと。そうなんだ、運命は変えられるとすれば、たどる人生の責任は全て自分にあるということ。む?ややや?これは心せねば。良き老後のために、、、。

 

 

2003年3月18日 (火)

猫と犬のお話。

 本日台所の片づけをしながらNHKのおもしろ猫番組を見てしまった。マルタ島とかいう地名が聞こえてたなあ。兎に角外国だ。その街の農業大学の校長がものすごい猫学者。たくさんの危ない猫を助けてもいる。で、この長い長い番組で一番印象に残ったのは「犬はもともと群をなしトップを神のようにあがめて暮らす動物。だから飼い主に神に使えるように服従する。猫はそんなことがない動物だから、おそらく大切にしてくれる飼い主を、この人は私を神と思ってるから、食事をくれてるんだわ」と考えてるだろう、という話。ハハハ。いや、全くそう見えなくもない。人間と動物の付き合い方を考えさせる番組だった。
 今朝はブッシュ大統領が48時間の時間制限付きフセイン亡命勧告を出した。どうなるのか、、、。

 

 

2003年3月17日 (月)

今宵振り返れば、、、。

今夜のお誕生会は、、、、いや、面白かった!みんなで待ちこがれていたあのおいしいイチゴケーキのロウソクに、火をつけるところから全くおかしさの予兆はあった。思い切り細いそのロウソクは火を点けると途端にぐにゃりと曲がってしまう。飛び入り参加のたあちゃんが「今年の先生の未来を暗示しているみたい」なんて縁起でもないこと言ってからがおかしくなった!出てくる話題は、ヴェルサイユ宮殿からウジ虫まで、まあ出るわ出るわ、、、、みんなしわが増えたに違いない。4/5のお花見コンサートはセッティングも決まり、あとは花の咲くのを待つばかりとなった。こりゃぁ、良いコンサートになりそうだ。
しかし集うというのは良いモンだ!

 

 

2003年3月16日 (日)

ハッピーバースディ会長!

 本日確か64歳のハズ。明日はみんなでお誕生会をやるが、つらつら考えるに、昔ならお爺さんと呼ばれる年齢。ご本人は敢えていつもご自分のことをそう呼んでいるが、なんとなく本心でないのは、その歯切れの悪さでよく分かる。84歳の母が、自分の年を認識してないのと余り変わらない。人間いつまで経ってもきっとそうなんだ。かといって、体力的には若いと言い切れない悔しさがあり、ごにょごにょ言ってるのがおおかたの熟年層。つい先日3姉妹のうち二人までが、一人はカエルをたたきつけ状態に転び、一人は犬の散歩中転んで全身打撲、、、は、ちとおおげさか?兎に角頭と体が繋がってないことが多々あるという次第。今若くてもみんな例外なくこうなるのよねえ。てなことで、明日は会長をいたわる会とするか。ククク。
 さて、本日は中国琵琶のコンサートに出かける。優しくて透明感のある、王さんとは又味の違う演奏だった。何の楽器でも、演奏者の人柄がでるもんだ。会場の観客がとても温かい反応でほっとした。こういう演奏会は良いなあ。音楽に国境は無いとつくずく思う。
 夜サウナの中のテレビでヒトトヨウという台湾人とのハーフの歌手の事が流れていた。不思議とハーフってきれいで、才能のある人が多いんだよなあ。人類みんなミックスしちゃえば、変な戦争も起こらないかも。今日もイラクが危険にさらされている、、、。

 

 

2003年3月15日 (土)

オペラって!

 やっぱり面白いじゃん、、、と思わせる本日のイタリアガーラコンサート。たまたまうちが先月同じタイトルでやったのも面白い。田口浩輔さんというテノール歌手監修のもので、やりたいやらせたいことがよく分かった。それにオーケストラバックというのは大変うらやましい。いつかオーケストラバックに歌ってみたいもの、、、と指をくわえる。
生の舞台に付き物のハプニングがあった。あるとても良い声のソプラノがかなりひどい声で、声が裏返りながら少し歌ったが、そうなるだろうと想定していて、別な方(私が教えて貰ったことのある)が楽譜を見ながら歌う事になった。田口さんの説明に本人が深々と頭を下げるという場面も。きっと悲しかっただろう。何度か練習してきたことが水の泡。ホントに悔しかったに違いない。如何に健康が大切か。、、そういえば昔、ちぇちぃりぁの本番で、朝突然声が出なくなったことがあったなあ。�р謔驍ワで声が出ないことに気付いてなかったから、あれはショックだった。たまたま小濱妙美さんがゲストで出て下さっていて、少しずつコントロールしてくれて、ようやく完璧でないにしても歌うことが出来たのだった。体が楽器とはホントにやっかいなこと。そう言えばカレーラスのリサイタルにしっかりめかし込んで大阪のホールまで行った私の友人が、彼の病気のため料金払い戻しというめにあって憤慨してたことがあったなあ。そりゃあチケット代だけでなく交通費もあるから、そんなばかなあ!てがっかりしたのも頷ける。まあ人間生身ですからして、仕方ないんだけどねえ。

 

 

2003年3月14日 (金)

くだまいた。

本日はさる力のあるピアニストの演奏会に出かける。この方が独身の時に聴いたが、随分又うまくなっている。特にピアノ、ピアニッシモが優雅な音色になっている。やや暗い音色が気になるが、フォルテの力強さと言い、かなりのもの。
そして、会長と、たあーちゃんの3人で演奏会後の楽しいお食事会となるはずだった、、、。が、結局飲むほどに酔うほどにぐちぐちと、あたしゃくだ巻いたってわけ。溜まってた思いを、しらふの会長にぶっつけたというわけ。何も知らないたあーちゃんは目を白黒。でもつきあってくれた。持つべきものは友達。結局分かったことは、会長は会長なりにちぇちぃりぁのことを大切に思い、育てたいと思っているということ。会長なりにというのがちょい不満だが、まあしゃあない。
シェイクスピアは「あるがままを受け入れよ。受容こそが一番」と説く。しかし、この受容の難しさ。あるがままを受け入れるなんて、神様にしか出来ないじゃん?
時々わあ〜っ!と泣きたくなる。
今夜はお酒の勢いで、言いたい放題喋ったが、明日は、、、、?

 

 

2003年3月13日 (木)

心理テスト。たはっ!

 なんてことだろう。先日知り合いになった占いの先生が書いてくれたものを取り出すと、そこには、あの深層心理テストの結果と同じ事が書かれてある。例えば「あなたは金運には恵まれないが仕事運は上昇する」だって!わ〜お。これって偶然の符合?
また、それには香川からオペラを発信するくらいの気持ちで頑張れと書かれてある。それってもしかして落語ペラのことかしら?今年は病気に気をつけろとも。夜11時以降は動かないこと、、、とも。そりゃ無理でしょう。今既に午前様なんだから。やれやれ。

 

 

2003年3月12日 (水)

こころ

夕べから今日も一日、色んな人とちぇちのことを話し合ってたが、なかなか人の心の中というのは読めないもの。表に現れたことでしか測れないし、それだってその人が思ってることを表に出してるとは限らない。人間は複雑で、自分自身が刻々と変化している。
好きな詩人の一人、相田みつおの作品に次のようなのがあったなあ。

花には駆け引きが
ないから良い

ただ咲いて 
ただ散っていくから良い

ただになれない 
人間のワタクシ

 

 

2003年3月11日 (火)

あれこれ。

 月末は息子の新しい赴任先茨城に引っ越しの手伝い。84歳の母がどうしてもついて行くという。自分が居なきゃぁ頼りないと思ってのこと。全く、実際そうなんだから参ってしまう。
水戸がどんなところか知らないが、娘婿のご両親が現在住んでいて、永住したいというくらいだから、きっと良い所なんだろう。しめしめ、これから時々出かけるところが出来るぞお。お嫁さんが来ないうちにせいぜい出かけるとしよう。何がおいしいかなあ?
 ヒマな友人が電話してきた。あたしゃ忙しいのよっ!と言いながらはまった心理テスト。
「砂漠であなたが連れていた次の動物を一匹ずつ捨てていくとしたらどの順番か?その理由は何でも良いから、インスピレーションで考えよ」というもの。虎、羊、猿、シロクマ、へび。これを一番先に捨てるものから順番にゲストブックに書き込んで貰おう。そしたら答えを発表しよう!、、、好きなんだよねえ。こんなの。いや、しかしこれは面白い。自分の深層心理がよく分かる。さて、何人のヒトが書いてくるか?カカカ。

 

 

2003年3月10日 (月)

新人の人達。

 偶然今日はシャンソン教室にも夜のちぇちぃりぁの練習にも新しい人が入ってきてくれた。最初の印象というのは、かなりいつまでも尾を引くもの。さて今日の新人さん達はどうかしら?仲間が増えるのは嬉しい。どうか末永くお付き合いして頂きたいもの。
 しかし寒いなあ、、、。
ニュースで「イラク攻撃がどんどん現実化してきている」と流れるのを聞いてると、余計寒い!
このところ、先日見た「戦場のピアニスト」の画面がいつも頭の中を占領している。あの画面のなかの小さな子供達と同じくらいの幼い命がまさしく風前のともしびだ。何とかならないもんだろうか?国連がんばれ!

 

 

2003年3月 9日 (日)

新聞記事。

 読売新聞に先日のコンサートが音楽評論家の記事としてかなり詳しく載った。この記事を毎週書き続けているOさんは、なんと4年も書いているそう。1年に60回書いてるとして、240回目にようやくちぇちぃりぁが取り上げられた。事務局としてはむしろ身が引き締まる思いである。お気楽にやってきたことが、これからはそうもいかないだろう。明日の練習には、このホームページを見たという女性が初めて練習を見学に見える予定。そうなのだ。こうして世間を騒がせているんだから、それなりに責任感を持って、しかも楽しくやっていこう!仲間が増えると良いなあ。

 

 

2003年3月 8日 (土)

しみじみと、、、。

 今夜は溜まりに溜まった映画鑑賞をしてきた。ちゃんと音楽祭の練習のアト。レイトだのに「戦場のピアニスト」は話題作だからか高かった。見終わった今は全然気にならないが、、、。
 今日の日記はMariさんはもし未だこの映画を観て無くて行くつもりなら読まないでねっ!

 今までに数多くの反戦の映画を観てきたし、ナチスドイツの残酷な暴力も数多く観た。、、、でも、今夜のはとても押さえた表現で、あおり立てるような描写は少ない。だから余計臨場感があり、まるでそこに自分も立っているような感じがした。そして最も不思議だったのは、全てが終わって、オーケストラをバックに弾くピアニストの手のアップと共に流れるピアノの演奏を聴きながらようやく涙が溢れてきたことだった。いつもなら、最後まで聴かず、制作者の名前なんかに興味はないとばかり立ち上がる私が、立てなかった。私と同じ思いの人もたくさん居たようで、場内が明るくなって初めて立ち上がる人が多かった。
 お話のなかには、力のあるピアニストがユダヤという理由で理不尽な迫害を受け、家族を全て失い逃亡生活を続ける中、音を出してはいけないから目の前にあるピアノに手がかけられないというつらい場面も。しかし、思いがけずドイツの将校に発見されてピアニストと名乗り、促されて久々にピアノを弾く。その将校が何故彼を救ったのかが、沈黙の演技の中で雄弁に語られる。人間は彼のピアノのように神に近い音色を奏でることも出来るが、一瞬のうちに街を廃墟とする悪魔に近いこともやってしまう。月夜の晩隠れ家からいきなり白い廃墟となった街に彼がたたずんだとき、私は月面に着陸した宇宙飛行士を思った。生物が一つも居なくなった場所に立つ孤独感がひしひしと胸に迫る。絵画的なその場面は彼が弾くピアノが流れる場所として再び画面に現れる。戦争という容赦のない悲劇の舞台を、神の涙のように鮮烈なピアノの音が流れる、、、。
 これが実話であるということが、最後のエピローグで語られ、それがしみじみと胸に落ちた。

 

 

2003年3月 7日 (金)

プリマドンナという人。

プリマは一番目の、ファーストという意味。ドンナは女性という意味。勿論音楽業界の言葉だが、しかしこれは歌がうまければ良いという意味では無さそうである。そこには人格さへも一番でなくてはならないという意味と、神に選ばれた人という意味を感じる。今日は名実共にプリマドンナの名に恥じない「小濱妙美」というソプラノとFMでの対談を収録。4/13コンサートに向けての
意気込みを聞かせて貰った。ハートフルコンサートというタイトルには彼女の強い願望が現れている。たくさんの人の手になる演奏会が人々のハートとハートの結びつきでいっぱいになりますようにという意味だとか。エゴイスティックな現代社会にあって、果たして彼女は彼女の理想郷を見いだせるのか?ニューヨークでジャズピアニストとして活躍中のお姉さん良子さんと息のあった演奏を繰り広げてくれる事だろうが、、、。

 

 

2003年3月 6日 (木)

ビデオの感想など。

 先日のマラリアーノさん達のコンサートのビデオを見た。素晴らしい演奏会だったと人々が噂するのが初めて理解出来た。本番は一度も客席に行けず、舞台袖で小さなガラス窓から覗いたり、アトは受付であれこれしていただけだから、本当の意味での演奏会の様子は分かっていなかった。何が凄いって、そりゃあ、イタリア組がキャリアから言ってもゆったりと大きくて凄いんだけど、我が会長!ひょっとして今までの中でも一番良い方に入るんじゃないかしら?全くイタリアしてますねえ。おおらかでのびのびとして、、、素晴らしい。我らが誇るテノールですねえ。森田君も着実に伸びて居るんだけど、やっぱりひげを伸ばそうよと言って上げよう。
最後のプログラム「運命の力」はオペラのほんの一部分にもかかわらずど迫力!これならお客様が喜んでくれるはず。この時の森田君はしっかりしたバスを聴かせて素敵だった。ああ、客席で聴きたかったなあ。、、、これが私の運命なんでしょう!トホホホ。
 今夜は短歌の連中と我が家でお食事会。演奏会に来てくれた人から「感動した」との言葉。逆に御礼を言われてしまった。彼らは本物のかぐわしい香りを嗅いでくれたようだ。良かった。

 

 

2003年3月 5日 (水)

日記考その2.

 考えてみると何故この日記が長く続いたのかが分かった。今日も「みっちゃん日記読んでたのにどうしたの?」という問い合わせメールがあったことからも、純粋な自分のためだけの日記でなく、発表する種類の日記だったからだ。たはっ!てことは、やっぱり自分で日記を続けるなんてことはアチシには無理なことだった!
あやうく勘違いするところだった。「私も成長したもんだ」、、と。フフフ。
 本日のFMは中国琵琶の奏者、唐華(たんふあ)さんだった。日本に来て12年。結婚してお子さんも二人いて、尚かつ演奏活動をしている凄い女性。華奢な体からは想像出来ないバイタリティが溢れている。ただ、一瞬「日本での生活がつらいと思った」ことがあると暗い表情を見せた。
彼女との対談は今日で2度目だが、初めて見る表情に胸をつかれた。詳しくは聞かないまでも、異国での生活が大変なのはよく分かる。どうか日本を嫌いにならないで、順調に演奏活動を続けて欲しいもの。
 今日は寒い一日だった。

 

 

2003年3月 4日 (火)

日記考その1。

今までの日記が全部消えた、、、なんだかポカン状態のアタクシ。そもそも毎日日記をつけたのは多分生まれて初めて。勿論そんなにたいしたことを書いてはないにしても、それを書く時間が凄まじかった。午前様はいつものこと。ひどいときは午前4時なんてのもあったり、その時間の記録だけでも残ってくれたら自分の勲章にしたい位、ハハハ。
以前詠んだ短歌に、
日記とはまだ生きてある証なりこの頃白きページの増えて
というのがあったなあ。まあ、今回は機械の事故だから白いページに意味があったわけではない。むしろ、書かなくて良くて、その分楽だったと言えるだろう。
さあ、又これから書いてみよう。ちゃんとバックアップをとって、Mariさんを心配させないように。

 

 

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